頭に手を当てるだけで脱・眼精疲労!【今週の1ポーズ #01】
勉強効率を上げる方法 #今週の1ポーズ この記事をあとで読む
連載【今週の1ポーズ】
首&肩コリや腰痛、目の疲れ……、勉強に勤しむ“まなびビト”だからこその辛い症状。ビジネスパーソン向けのウェルネス講座を数々の企業で行う、ヨガ&ストレッチ講師の山下 耀菜さんに、症状を和らげる簡単1ポーズを教えてもらう。
「身体が持つ潜在能力は素晴らしい! 心身一如、身体が変わると自然といろんなことが変わっていきます。難しいポーズは不要。日常に取り入れられる簡単なポーズを継続すれば、身体はよろこんで変化していきます。勉強で、ここぞというときに集中して取り組むために、身体もととのえてみてください」(山下 耀菜さん)。
教えてくれたのは……
ヨガ&ストレッチ講師
山下 耀菜さん
ヨガ歴20年。趣味が高じて講師となり約10年。ビジネスパーソン向けにウェルビーイングのアドバイスを行う。その他、女性の悩みに寄り添うヨガ&ストレッチ講師としても活躍。YouTube:@kanayoga823
頭に優しく手を当てる!
タブレットなどを使いながらの勉強や、スマホ操作など、自身で感じている以上に目から入ってくる刺激は大きいもの。
刺激過多で交感神経が優位な状態は、視神経の緊張を通して、目の疲れを増長させます。さらには、イライラやキリキリした感覚を生み出してしまうことも。
そんなときは、五感を司る神経が密集している頭に手を当ててみましょう。そうすることで、視神経の緊張を和らげることができます。
【POINT!!】
手で押さえる場所は☆印のあたり。手を当てている間はできるだけ目を閉じてみましょう。1分程してから目を開くと、視界が前より明るく感じられることも。
「黒目から額を通って頭上に向かった線」と「耳の前部分の出っ張り【耳珠(じしゅ)】から頭上に向かった線」の交差した部分が手を当てる場所。
交差の点よりも手の平のほうが断然範囲が大きいので、頭頂の前あたりに手を置く、そんなアバウトな感じで大丈夫です。"手当て”という言葉の通り、お腹が痛くなったときや、頭が痛い時にふと手を当ててしまう……そんな力加減で。
手の温かさも手伝って頭の中がじんわり緩む感覚が感じられると思います。1分でも良いので、そのときだけは考えることを止め、目と脳を休ませてあげてください。
このポーズは、なかなか寝付けないときにもおススメ。布団に横になりながら頭に手を当てれば、副交感神経が優位になりリラックスできますよ。ぜひお試しを!
勉強で疲れた目と心をほぐす“自分メンテ家電”
◆ダメ姿勢と良い姿勢の違いを姿勢矯正のプロが伝授。正しい座り方で集中力UP!
◆ウェルビーイングを体感して、脳身隅々まで健やかに。SORANO HOTEL (東京・立川)
◆勉強の大敵・肩コリ&腰痛にはパワフルな刺激を与えてケア!
◆推し活で活かせる資格・検定5選
撮影=新澤 遥
文=山下 耀菜