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子供におススメしたい意外な資格! ゲーム好きがハマるMOSなど5選【連載はやしかく】

資格・検定まとめ

子供におススメしたい意外な資格! ゲーム好きがハマるMOSなど5選【連載はやしかく】

英検、漢検、数検など、学校などでも推奨されることの多い、いわゆる“王道”の資格・検定は、自分のレベルを把握できるだけでなく、進学や就職などにも役に立つことは周知のとおり。

今回は、そんな“王道”資格・検定ではなく、『今まで子供向けとしてピックアップされることは多くはなかったが、とても有益なもの』という観点で、子供の人生に役立つ資格・検定をご紹介します。

以下に紹介する資格・検定は、「救命講習」を除いたほとんどがCBT形式なので、幅広い受験日程から選べることもおススメ理由のひとつ。

受験の日程から勉強スケジュールを立て、計画的に行動することが身につけば、親にとっても子供にとっても一石二鳥ですね。

[MOS]
ゲーム好きな子供がハマりやすい!

マイクロソフトのオフィスシリーズの基本的な使い方から、細かい機能までを実技を通じてひと通り学べる資格、「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」。

Word、Excel、PowerPointといった製品ごとの区分がある他、一般レベルと上級レベルのランクの違いをはじめ、オフィスのバージョンごとにも取得できる資格区分が分かれています。

その分、必要な区分だけ受験することができ、徐々にステップアップすることが可能。達成感を得られやすいことも、子供におススメしたい理由のひとつです。

特徴的なのは、パソコンを使った演習形式のテスト。市販のテキストには本番と同じようにイメージで練習できるソフトが付いているものもあり、ゲーム感覚で勉強することができます。

大学ではもちろんのこと中学校の授業でもパソコンなどを使ってレポート作成することが当たり前になっている子供たちにとって、オフィスソフトを使いこなすことは、ひと昔前の「読み書きそろばん」のような必須スキルなのです。

勉強にすぐ役立つこと請け合いですし、もしかするとお父さんやお母さんに使い方をアドバイスしてくれるかもしれません(笑)!

[簿記検定]
就きたい仕事について考えるきかっけに

お金の管理がしっかりできるようになるのは、子どもにとっても重要なことです。

本当はFP(ファイナンシャルプランナー)が幅広く知識が身につくのでおススメしたいのですが、年金や保険などの分野もあり、子どもにはちょっと難しい・・・。そこで、「簿記検定」をピックアップしてみました。

「簿記検定」で学ぶ『複式簿記』は、お小遣い帳などのイメージの『単式簿記』の発展版。しかも、『単式簿記』では網羅できない情報をしっかり表現できる優れものです。

お金の記録の仕方を子供時代に知ることで、身の回りのお金の流れを自分事に捉えることができ、ひいては将来の仕事について考えるきっかけになるのではないでしょうか。

仕訳や試算表を作っていくのは、数字を入れていくゲームのようでもあります。キレイに作れると気持ちが良いものなので、ゲーム感覚で学んでみて欲しいですね。

[世界遺産検定]
社会や理科に興味が出る!

「世界に羽ばたいてほしい」「世界のことを学んでほしい」と子供に対して思ったことがある親御さんも多いのではないでしょうか。

とはいえ、何を教えればいいものやら・・・と頭を悩ませるのが実際のところ。

そんな親御さんを助けてくれるかもしれないのが「世界遺産検定」。世界中の幅広い自然や文化を学ぶことができます。

日本国内の世界遺産を中心に、ごく基本的なことを学ぶ4級なら、身近な場所に目を向けるきっかけにも。家族での旅行も一層楽しくなること間違いなしです。

また、「世界遺産検定」では、『自然遺産』『文化遺産』の2種類の他、両方の要素を併せ持つ『複合遺産』など勉強領域が幅広いのも特徴。

生き物や地形などの自然に興味があるのか、歴史や産業に興味があるのか、どんなことに興味があるのかを見つけることができそうですね。

社会の勉強がマストな場合も多い公立高校の受験などにも役立つ可能性があるかもしれません。

[eco検定]
自宅で受験できるIBT形式も選択可能

温暖化をはじめとした各種の環境問題は誰もが関心をもつべき事柄ですが、特にこれからを担う子供たちには知ってほしいもの。それを学べるのが「eco検定(環境社会検定試験)」です。

ごみの分別や水の無駄遣いなどに気を付けてほしくても、環境問題について詳しく説明するのはなかなか難しいもの。「eco検定」であれば、それを任せられますし、学んだ内容について家族で話し合うのもおススメです。

「eco検定」をきっかけに特定の問題について詳しく調べて、自由研究などに繋げても良いでしょう。

なお、「eco検定」は試験会場でのCBT形式の他に、自宅で受験できるIBT形式も選択できます。試験のために出かける必要がないので、コロナ禍でも安心ですね。

[救命講習]
イザという時の強い味方に!

自分自身や周りの人が突然、怪我や病気に見舞われてしまったら? そんな場面で役に立つのが「救命講習」です。

この講習では、怪我だけでなく、日常生活で陥りやすい熱中症などの病気に対しても、取り急ぎどう対応するべきなのか?を教えてくれます。

「子供だけで遊んでいる時に怪我をしてしまった」というような緊急事態時にも、正しい情報を知っておくことは、非常に重要。

また、正しい通報の仕方などを知ることもできるので、家族になにかあった時に備える意味でも安心ですね。

「救命講習」は、近所の消防署などで受けることが可能。講習の種類によって受講時間が変わりますが、短いものなら数時間で受講完了します。

親子で学ぶこともできるので、いざという時に備え、家族で学んでみてはいかがでしょうか。

[番外編]
はやし先生が中学時代に取得した資格は?

私自身、最初に資格を取得したのは中学生の時です。当時は化学に興味を持って、クラブ活動で化学研究会に所属。そこで、顧問の先生から存在を教わり、第一号の取得となったのが、「危険物取扱者」でした。

ちなみに、「危険物取扱者」というのは、例えばガソリンなどの可燃性液体を取り扱うにあたり、その正しい扱い方や消火方法などを把握している人、ということになります。

なぜ中学生の私が「危険物取扱者」を取るに至ったのか。今となってはハッキリ経緯を覚えていないのですが、学習範囲に物理化学の基礎知識が含まれており、そこを知りたいというのがモチベーションのひとつでした。

また、学校とは別の形で認めてもらえるのが嬉しいというのも、取得後に感じた効果です。今でも、合格を知ったときの喜びは鮮烈に覚えています。

自分から何かにチャレンジして、大人と同じ基準で認めてもらえるというのは、非常に貴重な体験になるはずです!

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「はやしかく」とは?
250以上の資格を持つ「資格ソムリエ」こと、はやし先生(林 雄次さん)が、資格・検定にまつわる役立つ情報を独自の視点でお届けします。連載「はやしかく」の記事一覧はこちら!

林 雄次さん
大手企業にてITエンジニア職を経験後、IT活用&DX推進に注力する新世代の社労士・行政書士として独立。企業の働き方改革や業務改善、IT導入などを支援する「デジタル士業」として活躍。また、その他の士業を含む250以上の資格を持ち、「資格ソムリエ」としてさまざまなメディアに出演中。
・Twitter:https://twitter.com/yujihys
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