夏休みの水辺を安全に!子どもを守る水難防止の資格4選
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夏といえば海やプールでのレジャーシーズン。家族みんなで水遊びを楽しむ一方で、心配なのが水の事故です。
一瞬で起こる、水難事故。そんな危険から大切な人を守るために、水辺の安全に関する知識と技術を身につけられる資格をご紹介します。
海でもプールでも頼りになる「ライフセーバー」
プールや海の監視員として活躍する「ライフセーバー」。事故やトラブルが起こった時に活躍する人と思いがちですが、本来の仕事は事故を未然に防ぐこと。
資格取得のためには、座学はもちろん、実際の水辺での救助方法などを実技を繰り返し学ぶ必要があります。また、波の波形による潮の変化など、知識として知っているだけで、危機回避できる有効な情報が盛りだくさん。
「ライフセーバー」の資格を取得すれば、自分や家族を守れるのはもちろん、周囲で起きた事故にも対応できる社会貢献度の高いスキルを身につけられます。興味のある人は、まず全国各地にあるライフセービングクラブの活動をチェックしてみて。
1年中活躍できる人気の資格「水泳指導管理士」
海までは遠くてなかなか行けなくても、プールなら身近にあって気軽に利用できるという人も多いでしょう。そんな中、需要が高まっているのがプール専門の知識を身につけられる「水泳指導管理士」。
この資格では基本泳法(クロール、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、横泳ぎ)及び救助法の泳法実技試験があり、同一泳法で200メートル以上泳げることが必須です。資格取得に必要な講座では、専門家から直接指導を受けられるなど、内容の充実度には定評があります。
ステップアップをしたいなら「基礎水泳指導員」からが◎
「水泳コーチ」「水泳教師」などの上位資格へとステップアップも可能で、水泳を教える喜びを深めながら、指導者としての幅も広がります。
子ども自身の防災意識を高める「ジュニア防災検定®」
子どもは成長とともに行動範囲が広がり、親の目が届かない場面も増えてきます。だからこそ、子ども自身の危機意識を高め、正しい知識を身につけてもらうことが大切。
「ジュニア防災検定®」では、子どもが自分で選んだテーマで防災自由研究を提出する必要があり、過去には津波や水辺での緊急時の行動をテーマにした児童もいたとか。
水害をテーマに調べることで、子ども自身が主体的に水の事故を防ぐための危機管理を学べるかも。
水辺の安全を守る資格は実技試験があるため難易度は高めですが、その分水辺での副業にも活用でき、学んだ知識は一生の財産になります。大切な家族を守るために、積極的にチャレンジしてみては。
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文=池田 ゆき