「勉強=苦行」はもう古い!激変する時代を“楽しみ尽くす”人の共通点【賢者のブックジャーナル #11】
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『君はなぜ学ばないのか?』田村 耕太郎 著
気候変動、地政学リスクの増大、そして生成AIの爆発的進化など、昨日までの正解が、明日には通用しなくなるーーそんな激動の時代を「楽しく、幸せに、たくましく」生き抜くために、今こそ手に取るべき1冊をご紹介します。
日本人は圧倒的に「学んでいない」?
文化庁の調査(令和5年度)によると、1か月に本を1冊も「読まない」と答えた人は、なんと62.6%……。本書の冒頭で紹介されるデータに、思わずドキリとさせられます。
さらに、人口100万人当たりの博士号取得者数を見ても、日本は他の先進国と比較して圧倒的に少ないのが現状だそう。
「18歳で燃え尽きて大学で勉強もせず、読書量も少ない日本人。これでは貧しくなるわけである」と著者は警鐘を鳴らします。
本書の著者・田村耕太郎さんは、91万部超のベストセラー『頭に来てもアホとは戦うな!』でも知られる人物。田村さんが手がけるシンガポール国立大学(NUS)の超人気講座「アジア地政学プログラム」のエッセンスが、この一冊に凝縮されています。多くのビジネスリーダーが詰めかける伝説的プログラムをたった2千円弱で学べるなんて、読まないともったいない!
学びの土台は「哲学・歴史・地理」にある
「資格試験のために勉強する」という視点を超えて、本書は学びの基本に「哲学」を据えています。「当たり前を問い直し、新しい価値を見つける」という哲学こそが、どんな時代になっても自分を支えるものになるということなのでしょう。
読みやすくて、分かりやすいので、進路に悩む中高生にもおススメ。
哲学や歴史、地政学から投資、テクノロジーにいたるまで、現代人に必須のリベラルアーツを網羅しながらも、平易な語り口と各章ごとの“ポイント”で、読みやすいため、スキマ時間でも読み進められます。
学ぶことは、視点を増やすこと。「歴史×地理」などと、多角的な視点を持つことで、点と点だった知識が線で繋がり、未来を先読みする力へと変わると、田村さんは説きます。本書を読んだ後には、多くの受験生やビジネスパーソンにとって、学びのモチベーションが根底から変わっているのでは。
書籍編集担当者さんのコメント
著者の田村耕太郎氏は、日米欧の多数の大学院やエグゼクティブプログラムを渡り歩いてきた、いわば「学びのプロ」。その圧倒的な知のバックグラウンドを背景に、明治維新以来ともいえる「歴史的な大転換点」の時代を生き抜くための具体的な指針を提示したのが本書です。
すべての原動力となるのは、人間の根源的な「好奇心」。自分の「好き」を探求することこそが、これからの時代における最大の生存戦略になる。そんな著者からの力強いメッセージは、進むべき方向に悩んでいる人や、新しい視点を求めているすべての方の背中を力強く押してくれるはずです。
「勉強しなきゃ」という義務感を、「知りたい」という知的好奇心へ。単なる知識の蓄積ではない、一生モノの「学び方」を教えてくれる本書。激動の時代をたくましく生き抜くためのマインドセットがほしいときに、開きたい一冊です。
書籍情報
君はなぜ学ばないのか?
田村 耕太郎 (著) ダイヤモンド社 1,980円
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【連載・賢者のブックジャーナル】
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