日本の資格・検定|学びのメディア

読みもの

就職・転職に役立つ資格・検定ランキングTOP30【2026年最新版】!

データで見る資格・検定 #資格・検定ランキング

就職・転職に役立つ資格・検定ランキングTOP30【2026年最新版】!

生成AIの高精度化やデジタルインフラの拡充により、キャリア構築や働き方に大きな転換点を迎えそうな2026年。企業では業務プロセスの再設計が進み、個々の専門性や判断力がより一層問われるようになりました。こうした変化を背景に、キャリアアップや職種転換を見据えて資格取得に取り組むビジネスパーソンが増えています。

学びのメディア『日本の資格・検定』では、今年も「就職・転職に役立つ資格・検定」の最新調査を実施。時代の変化と共に注目される資格も移り変わっています。本ランキングでは、最新結果に加えてコメントや前回順位との比較も矢印で示していますので、ぜひご覧ください。

※2025年10月15日~11月17日までの期間、当サイトユーザー向けにアンケートを実施。818件の有効回答を集計し、ランキング化しました。
※矢印は前回順位との比較です。前回ランクインしていないものには「new」がついております。
※この記事の内容およびコメントは、アンケートにてご応募いただいたご回答を元にしています。なお、コメントは一部修正している場合がございます。また、コメントの採用基準等についてのご質問にはお答えできませんので、何卒ご了承ください。


第3位 ファイナンシャル・プランニング技能検定 / ファイナンシャル・プランナー〔AFP/CFP(R)〕

財務・金融・会計1364ポイント

暮らしに関わるお金の知識を体系的に学べる資格として、多くのビジネスパーソンから支持されている国家資格「FP」。資産形成や保険、税制といった、物価上昇や資産設計への関心が高まるいま、まさに重要なテーマを扱うため、実務の幅を広げるスキルとして重宝されています。お金に関する基礎知識を備えていることで、顧客の不安やニーズを理解しやすく、営業や企画、経営企画など多部門で評価される資格です。

20代 専門職(金融、不動産)
金融や保険の基礎が身につき、知識の証明にもなるので転職時に強みとなった。

30代 営業・企画(コンサルティング)
顧客のお金の悩みに寄り添える提案力がつき、営業や事務など幅広い職種で評価されました。

第2位 宅地建物取引士(宅建士)

不動産・建築・工事1650ポイント

不動産の売買や賃貸契約において、重要事項の説明や契約締結を担う国家資格である「宅建士」。不動産関連の法律や税務、建築知識を体系的に習得できるため、業界経験の有無にかかわらず実務において強みに。近年、電子契約やオンライン相談の普及により、従来の対面業務に加えてデジタルを活用した取引支援が求められています。これにより、「宅建士」の活躍の場はより拡大中。また、金融・保険業界でも不動産の知識は高く評価されるようになり、キャリアアップを目指す取得者が増えています。

30代 営業・企画(金融、不動産)
不動産業で必須級の資格で、求人も多く転職に強いと感じ取得しました。

40代 専門職(不動産・建設・設備)
法律や契約の基礎を理解できるので、転職後の実務や顧客対応で役立つと友人よりすすめられました。

第1位 日商簿記検定

財務・金融・会計2935ポイント

今回の調査でも第1位となり、2021年から6年連続でトップに君臨する「日商簿記検定」。安定した人気の背景には、ビジネスの共通言語ともいえるスキルが身につく点があります。企業の財務情報を正確に読み解き、お金の流れを理解する力は、どの職種でも重視されるためです。経理・財務だけでなく、営業や企画でも数字を扱う場面が増える中、基礎的な会計知識へのニーズは依然として高く、スキルアップを目的に学習を始める人が世代を超えて増加中。また、CBT方式の導入により受験日程の選択肢が広がったことで、以前より受験しやすい環境がととのってきた点も好材料に。

30代 管理部門(メーカー)
実務経験ゼロでも知識を評価してもらえ、経理へのキャリアチェンジを叶えられた。

20代 技術職(IT、ネットワーク)
数字の仕組みを理解したことで面接での受け答えに説得力が出て、選考の通過率が上がった。

第4位 TOEIC® Listening & Reading Test

語学・国際ビジネス1336ポイント

ビジネスで必要な“聞く力”と“読む力”を客観的に示せることから、採用や昇進で活用する企業が多い「TOEIC L&R」。就活やキャリアアップにも有効な“万能スコア”として定着し、今回の調査でも昨年(2025年)に続き第4位に。AI翻訳が普及しても、英文資料の確認や海外とのやり取りなど英語で判断する場面は残っており、基礎英語力を示す指標としての需要は続いています。

30代 営業・企画(メーカー)
高スコアを持っていることが評価され、未経験でも海外業務に挑戦できる道が開けた。

30代 営業・企画(運輸・交通・物流・倉庫)
社内公募に応募するにあたり、英語力を示す指標としてTOEICが最も納得感のある資格だと感じた。

第5位 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

IT・情報処理1014ポイント

近年、業務のデジタル化が進み、Officeを効率よく使いこなす力へのニーズが高まっており、学生の就職準備から社会人のスキルアップまで幅広い層に選ばれている「MOS」。資料作成やデータ管理は多くの業務で必要とされるため、職種を問わず実務力のアピールに◎。

40代 事務・アシスタント(流通・小売)
再就職の際にExcelの操作ができることをアピール。「MOS」を持っていたことも評価され、内定をもらいました。

20代 管理部門(飲食・外食)
資格があったことでPCスキルを証明でき、正社員登用に繋がった。

第6位 実用英語技能検定(英検)

語学・国際ビジネス840ポイント

幅広いレベルに対応し、基礎から高度な英語力まで段階的に測定できる資格「英検」。学校教育との親和性が高く、入試や留学での活用実績が豊富なことから、学生を中心に長年支持されています。近年は社会人の学び直しとして受験するケースも増え、コミュニケーション力の基礎を証明する資格として人気。

20代 営業・企画(ゲーム・アニメ)
学生時代の「英検」取得が履歴書で目に留まり、留学経験はないが、英語対応ができる人材として内定に繋がった。

30代 サービス・販売(観光・ホテル・ブライダル)
営業から観光業に転職する際、英語での対応力を示す証明になり、面接時に評価の言葉をもらいました。

第7位 ITパスポート試験(iパス)

IT・情報処理732ポイント

社会人必須知識である、ITリテラシーの基礎を幅広く身につけられる「iパス」。AI・セキュリティ・ネットワークといった技術分野だけでなく、経営や業務プロセスまで横断的に学べるため、業種や職種を問わず人気が高まっています。近年は企業でのデジタル化が進み、基礎的なIT知識を持つことが業務効率化やコミュニケーションにも直結することから、学生の就職準備から社会人のスキルアップまで幅広い層に選ばれています。

60代 専門職(経営、企画)
デジタル知識の証明として書類が通りやすくなり、再雇用時に“ITに弱くない人材”として評価された。

30代 事務・アシスタント(IT・通信)
IT基礎があると示せたことで事務職の書類が通りやすくなり、サービス業から内勤へ転職できました。

第8位 社会保険労務士(社労士)

事務・法務・経営657ポイント

企業の“人”にまつわる課題をトータルで支えるプロである「社労士」。労働・社会保険の手続きから就業規則づくり、トラブル予防まで、人事・労務の根幹を担う存在として企業における採用ニーズは増えています。テレワーク制度の整備や働き方の多様化が進むいま、実務で即戦力として活かせる専門資格として注目度は引き続き高い水準を維持。

30代 管理部門(エンターテインメント・音楽・出版)
人事として専門性を示せるようになり、評価面談でも強みとして伝わりキャリアアップに繋がった。

40代 専門職(コンサルティング)
40代で再スタートを決意。「社労士」の知識が武器となり、未経験でも社労士事務所に就職が決まった。

第9位 自動車運転免許

さまざまな場面で移動の自由度を広げられ、幅広い業務に役立つのが「自動車運転免許」。現場訪問や物品の運搬など、車での移動が必要になる場面は多く、働き方や職種に応じて取得が活かされるケースも少なくありません。地域によっては生活インフラの一部としての重要性も高く、就職準備の段階から取得を検討する人が多い資格です。

20代 営業・企画(メーカー)
地方勤務では車移動が前提。内定前に運転の可否を何度も確認された。

50代 個人事業主
高齢化で送迎ニーズが増え、免許があれば働き口に困らないと実感。

第10位 税理士

財務・金融・会計519ポイント

税務のプロとして企業や個人の会計・申告をサポートする国家資格である「税理士」。法律改正や経営環境の変化に対応できる専門性が強みで、企業の頼れるパートナーとして安定したニーズがあります。クラウド会計や電子申告の普及で業務スタイルも進化しており、独立も見据えたキャリアを築ける専門資格として注目度がアップ。

20代 士業(事務所勤務)
祖父が83歳まで続けていた“一生もの”の資格。独立も転職もできるので、取得すればキャリアに悩まないと感じた。

40代 士業(個人事業主)
苦労しても確実に形になる資格だと思った。開業すれば収入も自由度も広がり、長期的に自由に働ける。

11位〜30位はこちら

【2026年最新版】資格・検定ランキングはコチラ

【2025年版】資格・検定ランキングはコチラ

人気記事ランキング