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超簡単スパイスカレーで集中力UP!東大院卒のスパイス研究家・印度カリー子さんがレシピを直伝!

勉強効率を上げる方法

超簡単スパイスカレーで集中力UP!東大院卒のスパイス研究家・印度カリー子さんがレシピを直伝!

資格や検定の勉強をしていると、「集中力が続かない」「仕事との両立で疲れが溜まりやすい」といった悩みを経験したことはないでしょうか?

「スパイスカレーを日常に上手く取り入れれば、集中力を高めたり、勉強の効果をアップさせることができます」と話すのは、スパイス料理研究家として活動する印度カリー子さんです。

今回は、カリー子さんの実体験を交えた、スパイスカレーのメリットや勉強の効果を高める秘伝レシピを教えてもらいました。

第1回【スパイスは脳に効く?簡単スパイスカレーのレシピも】……今回はこちら!
第2回【カルダモン&DHAで集中力UP!サバキャベツカレーのレシピ】……公開中
第3回【電子レンジで作る!茄子のキーマカレーのレシピ】……公開中

お話を聞いたのはこの方

印度カリー子さん●スパイス料理研究家。インドカレーが好きな姉の影響を受けて、大学在学中にスパイスカレーの魅力を広める活動をスタート。東京大学大学院では食品科学の研究に従事。現在は、スパイスカレーのレシピ開発のほか、YouTubeチャンネル「印度カリー子 IndoCurryKo」の運営、テレビ出演など、さまざまなジャンルで活躍する。著書も多数。

初心者も簡単!スーパーにある材料で集中力を高めるスパイスカレーとは?


――スパイスカレーで集中力が高まるとのことですが、材料を調達したり、スパイスを調合したりとかなりハードルが高い気がしています……。

「スパイスカレーは作るのが難しそう」という声はよく聞きます。ですが、私が提唱しているタクコカレーなら初心者でも簡単に作れるのでぜひ試してほしいですね。

――「タクコ」……ですか?

ターメリック、クミン、コリアンダーの頭文字をとって「タクコ」と呼んでいます。基本的に、必要な具材を炒めて「タクコ」のスパイスと塩を加えればスパイスカレーが作れちゃうんです。

「スパイスの割合が難しそう」と思う場合は全て1:1:1:1の割合で加えるだけでも十分美味しいカレーになりますよ!

――たった3つのスパイスで作れるとはびっくりしました!

「タクコ」の1つ、クミンは食欲をそそる香り。

そもそもスパイスとは香辛料の一種で、調理の際に香りや辛みを出したり、臭みを消したりするものを指します。

身近なところで言うと、ブラックペッパーやシナモン、マスタード、ショウガなどがスパイスに当たり、それぞれのスパイスには体に良い効能が証明されているんです。

タクコカレーでも、クミンを少し多めに入れることで食欲増進効果があり、夏疲労解消にぴったり。

また、3つのスパイス以外にも辛味を足したいときはチリペッパーを加えればOK。味の好みや体の症状に合わせて、スパイスをプラスすればバリエーションも楽しめます。

――では、集中力UPに効くスパイスもあるのでしょうか?

もちろんあります! 集中力を高めたいならカルダモンがおススメ。スパイスの女王と呼ばれていて、ミントやレモンのような爽やかな香りをもっています。

実は、この香りにリラックス効果があるといわれていて、アロマや香水のお店でもカルダモンの香りを見かけることがありますよ。

タクコカレーにプラスすることで、スパイシーな中に爽やかさがプラスされるんです。

――カルダモンそのものの成分というよりは香りが集中力を高めるんですね。


そうです。香りにも集中できるものとそうでないものが存在します。例えば、ニンニクを嗅いでもリラックスはしないですよね?

レモンハーブやカルダモンのように、爽やかな香りを嗅いでいると、体が落ち着いて神経を勉強に集中させることができると思います。

これは香気成分の「α-テルピネオール」や「リモネン」の働きによるもので、リラックス効果や集中力UPの効果があるといわれているんです。

――なるほど! 集中力とも関係すると思うのですが、イマイチ脳が働かないというかすっきりしないこともよくあります。この場合はどうですか?

科学的にスパイスが脳に良いとは言えないのですが、スパイスには血行を促進してくれる作用があります。

ですので、朝食にスパイスを取り入れたものを食べると、脳に血流が送られてくる感じがして、一気に目が覚める感覚があります。

特に、資格・検定の勉強をしている人なら、朝か昼にスパイスカレーを食べるのがオススメです。

重くない朝カレーで脳を活性化!


――朝にカレーですか?なぜいいのでしょう?


脳って糖質(ブドウ糖)しかエネルギー源として使えないんです。しかも、午前から16時ぐらいまでが脳の活動のピークといわれています。だから、朝と昼にしっかり糖質を摂って、脳が働きやすい状況を作ってあげることが大切なんです。

それにプラスして、スパイスカレーのようなスパイスを使った料理を一緒に食べれば、集中力を高めたり、血流を促進させることも期待できる。

私も4〜5年前に大学院試験に向けて勉強していた時期があったのですが、朝と昼に玄米とスパイスカレーを食べていました。試験は朝行われることが多いので、勉強時間もできるだけ同じような時間帯に合わせていましたね。

――なるほど。でも朝にカレーって重くないですか?

多くの人がイメージするカレールーや欧風のカレーは小麦粉を使っているので、胃にずっしりくる感覚があるのではないでしょうか? 美味しいけれど食べるとどうしても重いというか。

一方、タクコカレーのようなインド由来のスパイスカレーは、小麦を使わない炒め料理なのであっさりしているんです。朝食べても体調に影響せず、体が整うような感じだと思います。

スパイスカレー生活を1年続けてダイエットにも成功!


――スパイスカレーと、日本でよく食べられているカレーは別物ということでしょうか? そんなにあっさりしているなら健康志向の方にもおススメですね!


全く別物だと思います。実は、スパイスカレーを好きになってから1年ぐらいで7、8kg痩せました。ほぼ毎日スパイスカレーを食べていたのですが、間食が減って無理なく体重が落ちたんです。

スパイスカレーを好きになる前は食事の後に必ずおやつを食べていたのですが、それも食べる気が起こらなくなりました。

――スパイスそのものにダイエット効果があるんですか?

個人差はあると思いますが、私はスパイスの香りと風味で満足感が得られて間食が減ったというのと、スパイスの脂肪燃焼効果も大きかったと思います。

――脂肪燃焼効果!ますますスパイスが気になってきました!

一部のスパイスには脂肪燃焼効果があります。チリペッパー、ブラックペッパー、ジンジャーあたりがその代表格なんですが、一番よく聞くのがチリペッパーですね。カプサイシンという成分に脂肪燃焼効果があるんです。

そもそも人間が太っている状態というのは、体の中に脂肪が蓄えられている状態。カプサイシンは、蓄積された脂肪を変換して血液に乗りやすい状態に変えてくれるんです。

ですので、カプサイシンを摂取してから運動をすると効率良く脂肪が燃焼されるといわれています。

――ここまでお話を伺って、自分でもスパイスカレーを作ってみたくなりました!初心者でも簡単に作れるレシピを教えてもらえますか?

はい! せっかくですので、資格・検定試験の勉強をしている人に向けて、集中力を高めるレシピを紹介しますね。今回は、子供も大人も大好きなチキンカレーをセレクトしました。

基本のチキンカレー

材料(2人分)
・鶏もも肉 300g ・玉ねぎ 1個(200g)
・トマト 1個(200g)・にんにく 1かけ
・しょうが 1かけ ・水 150ml
・ヨーグルト 50g  ・バター 15g
・塩 小さじ1
スパイス
・クミン 小さじ1 ・コリアンダー 小さじ1
・ターメリック 小さじ1/2
・チリペッパー 小さじ1/2(辛味。あれば)
・カルダモンパウダー 小さじ1/4(あれば)

下準備
・玉ねぎはスライサーで薄スライス、トマトはざく切り
・にんにく、しょうがはみじん切り
・鶏もも肉は一口大に切る

作り方
①バターを引いて、にんにく、しょうが、玉ねぎを炒める。
②玉ねぎが茶色くなったら、トマトを加えて、実が潰れてしっかり水分が飛ぶまで炒める。
③スパイス、塩を加えて弱火で1分ほど炒め合わせる。
④水、鶏もも肉を加えてごく弱火で15分ほど蒸し煮にする。
⑤よくかき混ぜたヨーグルトを加えて完成!


簡単で美味しいスパイスカレーで勉強が捗るなんて、まさに一石三鳥! ぜひ一度タクコカレーを作ってみてはいかがでしょうか?

取材・文=SUGARBOY

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