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SNSを使った勉強事情に注目!賢く情報収集している人も【まなびデータvol.6】

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SNSを使った勉強事情に注目!賢く情報収集している人も【まなびデータvol.6】

【まなびデータ】
「日本の資格・検定」読者やメルマガ会員へ調査した、まなびにまつわるアンケートの結果を発表。世の中の“まなび事情”を探っていきます。

生活の一部といえる程、私たちの生活に浸透しているSNS。では、勉強への活用率はどのくらいなのか、調査しました。


勉強のためにSNSを活用している人はどのくらい?

まずは、SNSを勉強に活用しているかを世代別に調べてみました。

若年層は「活用している」、40代以降は「興味がない」と回答する割合が高く、これはある程度予想できた結果かもしれません。

理由を深堀りしてみると、「活用している」派で一番多かったのは、「情報収集ツールとして利用している」という意見。

その他、「気軽・便利」、「時間効率が良い」、「無料だから」という理由も挙げられ、なかでも「動画で勉強すると頭に入る」(30代・男性)のように、映像や画像のほうが分かりやすいとの回答も多数ありました。

「活用してみたい」派でも「スキマ時間をうまく使いたい」、「気軽・便利」などの理由から気になっているという人も一定数みられ、「SNSはこれからますます必要だから」(50代・男性)のように今後を見据えた前向きな意見も!

「興味がない」派からは「信頼性に欠ける」(60代以上・男性)、「情報が多すぎて何を信用してよいか分からない」(40代・女性)、「SNSをしていない」(50代・男性)、「活字のほうが身につきそう」(50代・女性)といった声が。

SNSが身近な世代であればある程勉強への活用度は高いようです。

SNSで一番知りたいのは「どんな資格を取るべきか」

では、皆さんはどんな勉強の情報をSNSで検索しているのでしょうか。

これは「そもそも何の資格を取るべきか」16.4%と「効率よく勉強する方法」16.0%という意見が多いという結果に。

また、「試験の詳しい情報」11.5%、「過去問題の解答例」10.8%、「テキスト・講座のおススメ情報」9.7%といった、具体的な情報収集が続くことが分かりました。

勉強ツールとして人気のSNSは?

「どのSNSを活用していますか、もしくは活用したいですか?(複数回答)」という問いで最も票を集めたのは「YouTube」で29.3%。続いて「Instagram」21.2%、「X(旧Twitter)」20.7%という結果に。

SNSを利用している理由については、多くの人が、「使いやすい」20.3%、「もともと利用していた・馴染みがある」20.2%という理由をあげ、「情報の量が多い」17.2%、「継続しやすい」8.3%が続くという結果になりました。

“どれだけ身近であるか”が活用の決め手になるようです。

自分の勉強方法をSNSにアップしている人は少数

SNSの魅力は、閲覧するだけでなく自分からも情報発信ができる点。人気のチャンネルやアカウントも多くあります。

しかしながら、自分で勉強方法や体験などについて発信をしているという回答は5%に留まりました。

投稿するという人でも、「勉強内容と時間」(20代・女性)といった記録の他、「失敗したものも紹介して同じ轍を踏まないようにしている」(60代以上・男性)のように、あくまでも自分のための投稿をしているようです。


SNSでの勉強は、スマホやパソコンがあればどこでも気軽に行えるのがメリット。動画や画像などで可視化され、分かりやすくまとめられた情報が多いのも特徴です。

情報の信頼性などには注意が必要ですが、賢く使えば、勉強方法の幅を広げてくれるかもしれません。

●調査概要
調査期間:2023年9月1日~9月30日
回答数:471

文=Five Star Corporation

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