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勉強シーズンは食欲シーズン?胃腸トラブルには「カブ」を【まなびのキッチンから #07】

勉強効率を上げる方法 #まなびのキッチンから

勉強シーズンは食欲シーズン?胃腸トラブルには「カブ」を【まなびのキッチンから #07】

連載【まなびのキッチンから】
勉強に励むために、何よりも欠かせないのが健康な心と身体。体調に関する悩みを解消する食材や、脳に効くレシピを国際中医薬膳師で料理家のさとう あいさんのキッチンからお届け。

秋から年末年始にかけては、検定試験や入試が集中する”勉強シーズン”であると同時に、食事や飲み会が楽しい”食欲シーズン”でもありますよね。

 今回は、食べ過ぎによる胃腸トラブルを落ち着けるカブの効能やレシピをご紹介。

温かなメニューでこれから来る冬に備えましょう!

お話を伺ったのは……

さとう あいさん
宮城県仙台市在住の料理家。
フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は、フードコンサルティング事業を行う傍ら、レシピライターとしても活動中。また、国際中医薬膳師として、アレルギー体質などの不調に悩む子ども達へ、美味しく食べて健康になれる薬膳料理「こども薬膳」を広める活動も行う。2025年春頃、書籍出版予定。公式HP:https://motto-cooking.com

 

食べ過ぎに「カブ」が効く!

食欲の秋も終わりに近づき、いよいよ年末年始シーズン。食事を楽しむ機会が徐々に増えてきた人も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメしたい食材がカブです。

カブは消化酵素の働きが強く、消化を高めてお腹の張りや胃もたれを解消してくれる食材。

薬膳の世界でも、げっぷや吐き気などの込み上げるような不快な症状を落ち着かせてくれるとされています。

また、同じ消化を促す効能がある食材には大根もありますが、大根は体を冷やす作用が。

一方で、カブは体を温める作用があるため、お腹が冷えているときの胃腸トラブルにもぴったりです。

 

【すぐできレシピ】蒸しカブのしらす和え

カブは火の通りが早く、勉強や仕事、家事の忙しい人の味方になる食材です。

今回ご紹介するのも、電子レンジや蒸し器でサッと火を通すだけの時短レシピ。

カブに合わせたしらすも、体を温める作用があるため、冷えが気になる方のちょい足しにおススメです。

材料(2人前)

・カブ 小3個
・しらす 40g
・醤油 小さじ1

作り方

1 カブは皮をむいて、くし切りにします。葉の部分は、ざく切りにします。画像1/4⇒2 耐熱容器にカブを入れて、ラップをし電子レンジで加熱(600W2分)します。画像2/4⇒電子レンジでなく、、蒸し器で加熱してもOK。画像3/4⇒3 加熱したカブにしらす、醤油をかけて完成です! 画像4/4

食べ過ぎ、胃の不快症状を感じやすい方は、ぜひカブを冷蔵庫に常備して、胃腸トラブルがひどくなる前に食事でケアしてみましょう!

文・写真=さとう あい

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