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【スタディケーション体験ルポ】名建築のなかで学びに没頭し、ハマの街で遊び尽くす。「OMO7横浜」が学びビトに最高な理由とは?【ととのうスタディケーションリスト vol.10】

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【スタディケーション体験ルポ】名建築のなかで学びに没頭し、ハマの街で遊び尽くす。「OMO7横浜」が学びビトに最高な理由とは?【ととのうスタディケーションリスト vol.10】

日常から少しだけ離れた静かな空間で学びに没頭し、集中力が切れたら街へ繰り出して思い切り息抜きをする。

そんな、学びと遊びのスムーズな切り替えができるスタディケーションにピッタリの場所として編集部が今回訪れたのが、2026年4月に横浜・関内にオープンしたばかりのホテル「OMO(おも)7横浜 by 星野リゾート(以下、OMO7横浜)」だ。

遠くまで足を延ばさなくても、都心からふらっと行ける抜群の立地が魅力の横浜。とはいえ、いわゆる異国情緒あふれる港町といったありきたりな表現では括れない、ディープで新しい魅力がこのホテルには詰まっていた。

歴史ある名建築の面影に包まれ、自然と集中力が研ぎ澄まされるワークスペース。さらに、ハマの街を遊び尽くす仕掛けの数々。大人の知的好奇心を満たすスタディケーション体験をレポートする。

【ととのうスタディケーションリスト】
学びのメディア『日本の資格・検定』が考えるスタディケーションとは、自分好みの非日常な環境に滞在し、“脳と身体をリフレッシュさせて勉強にも勤しむ!”というもの。脳身ととのう仕掛けが詰まった編集部の推し宿やプログラムをご紹介。

名建築家・村野 藤吾氏の意匠を受け継ぐ。本物に触れる高揚感

ホテルに足を踏み入れた瞬間、天井高く広がる開放感と、歴史を刻んできた凛とした空気にすっかり心を奪われた。

実はこの「OMO7横浜」は、昭和を代表する名建築家・村野 藤吾氏が手掛けた旧横浜市庁舎行政棟(1959年竣工)をリノベーションして誕生したホテルなのだ。

ただ新しくスタイリッシュなホテルとは一風違い、館内の至る所に歴史の面影がちりばめられている。

旧市庁舎の象徴だった大階段や、時を重ねたゴールドの色味が印象的なエレベータードアなど、館内の随所には、かつての市庁舎の面影が丁寧に受け継がれている。

この重厚かつ温かみのあるレトロモダンの空間にいるだけで、なんだか背筋が伸びて、知的な気分が高まってくるから不思議だ。

 学びビトのためにある? 集中力が研ぎ澄まされる3つの仕掛け

滞在中に驚いたのが、ホテル内のあちこちに、勉強や仕事が捗る絶妙なスペースが用意されていること。実際にPCとテキストを広げてみて、その快適さに思わず唸ってしまった。

 おこもり感がたまらない「かたりばルーム」

定員数4名の「かたりばルーム」。

今回宿泊したのは「かたりばルーム」という客室。

部屋の中央に設けられた、おこもりスペースに腰を下ろすと、ここがただ寛ぐためだけの場所ではないことに気がつく。

宿泊施設によくあるテーブルは、ソファに対して低すぎたり、化粧台も兼ねていて正面の鏡に自分が映り込んで集中が削がれたりしがちだ。ところが、この空間は学びビトの作業環境としてあまりにも秀逸だった。

ノートに書き込みをしやすいテーブルの高さ、そして姿勢を保ちやすい適度な硬さのソファ。長時間の勉強でも没入感を途切れさせない、緻密なこだわりを感じる設計だ。

重厚感漂うライブラリーラウンジ

客室の居心地の良さとはまた異なる、静謐な空気に包まれた空間がある。館内のライブラリーラウンジだ。

会議などの予約が入っていなければ、宿泊者は自由に無料で使うことが可能。

大きなテーブルが配され、手元を柔らかく照らすテーブルライトが、落ち着いて学べる空気をつくっている。名建築の静謐な空気を感じながら勉強すれば、いつものカフェ以上に集中できること間違いなしだ。

街を眺めてリフレッシュ。エントランス階の窓際デスク

コンセントやUSBポートも完備された快適デスク。

さらに、エントランスフロアには、窓に向かって並ぶデスクスペースが用意されている。

窓から差し込む自然光と、都内とはひと味違う横浜の街並みを眺めながらPCを開く。ふと顔を上げた瞬間の景色が心地よく、つい時間を忘れて勉強に没頭してしまった。

息抜きも全力で! 脳内をリフレッシュするハマの遊び方

静かな環境で勉強に集中した後は、思い切り羽を伸ばすリフレッシュタイムへ。

学ぶことと同じくらい遊ぶことも満喫できるのが、このホテルの魅力だ。オンオフの切り替えに最適な仕掛けも用意されている。

至福の「パン飲み」体験♡

勉強をひと区切りさせたら、館内のOMOベーカリーへ直行したい。ここでぜひ体験してほしいのが、パンをおつまみにお酒を楽しむ「パン飲み」だ。

夕方5時から提供している「パン飲み」セット。各¥1,700。「ごろっと苺とトマトのブルケッタ(手前)」または「ワイン泥棒のチーズトースト(奥)」にワインをセットできる。

香ばしい焼き立てパンをかじりながら、冷えたビールやワインで喉を潤す。この絶妙な組み合わせが、フル回転させた脳にたまらなく効く。

ゆったりとした窓辺の席でグラスを傾ける時間は、大人ならではの贅沢なリフレッシュ法といえる。

もちろん、しっかりお腹を満たしたいときは館内のダイニングへ。

オマール海老の麻婆ポットパイやラム肉の赤餃子など、フレンチやスパイスの要素を融合させた、「OMO7横浜」ならではの進化系中華に舌鼓を。横浜発祥のナポリタンといった王道の洋食も一緒に味わえるのがうれしい。横浜の多彩な食文化が心地良く染み渡る。

酒飲みの聖地を攻略! 「野毛ホッピングセレクション」

夜は少しディープな横浜を楽しみたい。そんなときは、飲食店がひしめく野毛の街へ繰り出し、気ままにはしご酒を楽しむのもおススメ。

ホテルでは「野毛ホッピングセレクション」と題し、野毛を歩き尽くしたホテルスタッフが厳選したお店の紹介カードを用意。気分やシーンに合わせてカードを選びながら、自分だけのはしご酒コースを組み立てることができる。

館内の壁一面に広がる巨大な「ご近所マップ」。ガイドブックには載っていないようなディープなローカル情報がびっしり。

夕方になると、フロント階の大きな横浜「ご近所マップ」前に出現する「野毛ホッピングセレクション」。野毛初心者にもホテルスタッフがアドバイスしてくれる。

「野毛ホッピングセレクション」では、600店以上が連なる酒飲みの聖地・野毛を隈なく歩いたホテルスタッフが厳選したお店の紹介カードがズラリ。その数、なんと約40種類にものぼる。

驚くべきは、その情報の細やかさ。「1軒目に最適」「2軒目はここ」「シメの3軒目」「最後のバー」といった具合に、飲み手の心理に寄り添うようにどこまでも丁寧なのだ。

自分好みのお店カードをピックしてオリジナルのハシゴ酒コースを作る時間から、すでにワクワクが止まらなかった。

夜風に吹かれて乾杯を。「気分上々、ハマナイト」

ディープな野毛の街へ繰り出すのもたまらなく魅力的なのだが、もうひとつ外せない夜の過ごし方がある。それが、館内の屋上テラスで開催されている「気分上々、ハマナイト」だ。

心地良い浜風を感じながら、クラフトビールや限定フードとともに、横浜ゆかりのジャズなどの生演奏を堪能。

ここでは横浜の夜景やライトアップされた横浜スタジアムを眺めながら、ゆったりとお酒を楽しむことができる。

ホテルから一歩も出ずに、エレベーターで屋上に上がるだけでこの開放感が味わえるのは、まさに最高の贅沢だ。

翌朝は街へ。知的好奇心を満たす「横浜レガシーウォーク」

夜の横浜を思い切り遊び尽くし、ぐっすりと眠って迎えた翌朝。清々しい空気のなかで、さらに脳内をスッキリとリフレッシュさせるのにぴったりなのが「横浜レガシーウォーク」への参加だ。

これは、ホテルスタッフであるOMOレンジャーの案内で、横浜が歩んできた物語に触れながら街と建築を巡るアクティビティ。

神奈川県庁本庁舎、横浜税関、そして横浜市開港記念会館――「キング、クイーン、ジャック」の愛称で親しまれるこれら横浜三塔をはじめ、関内周辺の歴史建築を実際に歩いて巡るのだが、単に外観を眺めるだけではない。

ジャックの愛称を持つ横浜市開港記念会館といった名建築の中へ実際に足を踏み入れ、OMOレンジャーから街の歴史にまつわる話を直接聞くことができる。

最後に「OMO7横浜」内の新旧が融合する空間の見どころを解説してもらえる構成も見事。

ただ泊まるだけでなく、プロの解説付きでその土地の歴史や文化を深く知る体験は、大人の知的好奇心を大いに刺激してくれる。

街歩きを終える頃にはすっかり頭もクリアになり、学びへのモチベーションが湧き上がってくるのを感じた。


歴史ある空間で静かに自分と向き合い、集中力が切れたら屋上テラスや街歩きで思い切りリフレッシュ。

「OMO7横浜」は、学ぶことと遊ぶことのバランスが絶妙にデザインされた、まさにスタディケーションにうってつけのホテルだった。都心からふらっと行ける距離で、最高に充実した時間を過ごしてみてはいかが?

【DATA】
OMO7横浜 by 星野リゾート
神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1
料金:1泊1室36,000円~(税・サービス料込み・食事別)
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7yokohama/

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