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座席数1,000席の衝撃。自治体最大級の蔵書と充実の電子書籍サービスを誇る、学びの聖地「大阪市立中央図書館」

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座席数1,000席の衝撃。自治体最大級の蔵書と充実の電子書籍サービスを誇る、学びの聖地「大阪市立中央図書館」

メインホールの天井は、アルミの素材を用いた逆円錐状で、近未来的な雰囲気。

「家では集中できないから図書館で調べものをしたい、勉強したい」。そう思って足を運んだのに、休日は朝から席を取るために並んだり、都市部になるほど席の確保が激戦区になるのが現状だ。

そんな中、圧倒的な施設規模を誇り、本に囲まれた最高の環境で学びに向き合える規格外の施設が大阪のど真ん中にある。それが、今回紹介する「大阪市立中央図書館」だ。

なんと、地下鉄の駅から雨に濡れない地下直結。さらに市町村立の図書館としては日本最大級の規模を誇り、広大な館内には「自習OK」の座席が約1,000席も用意されている。

受験生や資格取得を目指す学びビトにとって、まさに夢のような環境。今回はそんな「大阪市立中央図書館」の、圧倒的な実力と使いこなし術に迫る。

きょうも図書館日和です。
全国の足を運びたくなる図書館を巡る企画。第9回は大阪を代表する図書館「大阪市立中央図書館」をピックアップ。

公立図書館の常識を覆す「1,000席」の圧倒的な開放感

一般的な公立図書館と比べて、ここは地下1階から地上3階までの施設規模が圧倒的だ。館内には約1,000席もの豊富な座席が用意されており、調べものや読書をしたい利用者がゆったりと快適に過ごせる空間が広がっている。

もちろん、図書館の座席は「調べものや読書」のための利用が優先であり、混雑時には自習等の利用を遠慮してもらう場合もあるとのことだが、この圧倒的な席数があるからこそ、多くの利用者が快適にそれぞれの時間を過ごすことができる。

館内いたるところに机と椅子が。お気に入りの席を見つけて通う利用者も多いのだとか。

特に注目すべきは、1996年の建替時に導入された北欧家具のデスクと椅子だ。ゆったりとした設計で、長時間の学習でも疲れにくい工夫が施されている。フロアごとに形や高さの異なる机が配置されているため、その日の気分に合わせて「お気に入りの一脚」を探すのも、ここへ通う楽しみの1つになるだろう。

個別の学習机も充実している。

木のぬくもりあふれる「Hon-α!」スペースは、ウッドデザイン賞2021ハートフルデザイン部門奨励賞を受賞。

館内はWi-Fiを完備しており、ノートPCを持ち込んでの学習もスムーズだ。

ここは単に「席がある」だけの図書館ではない。広々とした空間が生み出す居心地の良さは、まるで上質なコワーキングスペースや大学のキャンパスのよう。長時間滞在しても息苦しさを感じさせないこの洗練された空間設計こそが、場所探しに悩む学びビトにとっての最適解となっている。

「駅直結・20時半閉館」が叶える、ゼロ距離の学習ルーティン

現在の建物は1996年に建替開館。「交流と知的発見」をテーマに設計された。

忙しい社会人にとって、学習を継続するための最大の敵は「移動の心理的ハードル」だ。大阪市立中央図書館は、地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線の「西長堀駅」から地下通路で直結。雨の日はもちろん、夏の暑さや冬の寒さにさらされることなく、駅から数分でデスクに座ることができる。

自然光が差し込む窓際の席。静かな環境で学習や作業に向き合える。

さらに、平日の閉館時間は20時30分。公立図書館としては異例の遅さであり、仕事帰りに立ち寄っても2~3時間はしっかりと机に向かう時間を確保できる。「駅から直結、かつ夜遅くまで」というこの条件が揃っているからこそ、ここは日常のルーティンに組み込みやすい、真の意味での「学びの拠点」となっているのだ。

自宅が瞬時に図書館に。2012年から続く充実の電子書籍サービス

「大阪市立中央図書館」の蔵書は約230万冊。市内のネットワークを含めれば430万冊が利用可能。

「大阪市立中央図書館」の魅力は、座席の充実やアクセスの良さだけにとどまらない。いつでもどこでもアクセスできる「場所を選ばない図書館」としての機能も非常に手厚い。それが、電子書籍サービス「EBSCO eBooks」の充実ぶりである。

同館では2012年という早い段階からこのサービスを導入しており、蔵書数は2024年3月末時点で7,512冊にのぼり、特に資格・検定分野のラインナップが厚いのが学びビトにとってうれしいポイントだ。「今日はどうしても館内に行けない」「スキマ時間に自宅で少しだけ勉強したい」という日でも、PCやスマホを開けばそこが瞬時に図書館へと変わる。

1,000席のリアル空間と、この手厚いデジタルサービス。この両輪を使いこなすことこそが、最高の学習環境を手に入れるカギとなるだろう。


1,000席のリアル空間と、歴史ある手厚いデジタルサービス。この両輪を使いこなすことこそが、最高の学習環境を手に入れるカギとなるだろう。

資格取得を目指す人にも、これから何かを探し始めたい人にとっても「大阪市立中央図書館」は日常の中で学びに向き合える場所。

仕事や学校の帰りに、ふらりと「大阪市立中央図書館」へ。そんな日常の延長線上にある一歩が、新しい自分に出会うキッカケになるかもしれない。

大阪市立中央図書館
大阪府大阪市西区北堀江4−3−2
06-6539-3300(インフォメーション)
開館時間:9:15~20:30(月~金曜)、9:15~17:00(土・日曜、祝休日)
休館日:第1・3木曜日(国民の祝日と休日にあたる場合は開館)  、蔵書点検期間、年末年始
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/

文=マエノメリ史織

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