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漢検準1級取得の小島よしお。その勉強法と時間術を公開!

インタビュー

漢検準1級取得の小島よしお。その勉強法と時間術を公開!

【気になるあの人を深堀り~小島 よしお編~】
浪人時代の経験や資格取得のスキルを生かして、さまざまなフィールドで活躍しているお笑い芸人の小島 よしおさん。本特集では、小島 よしおさんのこれまでの勉強方法やマインドセット術を紹介する。

合格率が3割にも満たないといわれる、「日本漢字能力検定(以下、漢検)準1級」を保有する小島 よしおさん。

今回は、資格にトライしたきっかけから、勉強法、時間術に至るまで幅広くインタビューしてきました。

お話を伺ったのは……

小島 よしおさん
お笑い芸人。早稲田大学教育学部を卒業後、26歳でお笑いの道へ。「おっぱっぴー」や「ピーヤ」などのネタで大ブレイク。現在は、自身のスキルを生かしてクイズ番組等に出演する他、子どものカリスマとしてYouTubeで情報を発信中。8月31日(土)には野菜をテーマにしたイベントも開催予定。著書に『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)など。YouTube:@educationOpapi X:https://x.com/yoshiopiiya

この記事の連載
早稲田浪人時代はこう生き抜いた
よしお流Wラッキー思考
【漢検準1級取得のコツ】……今回はコチラ
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“3度目の正直”で「漢検準1級」に合格

――まずは、「漢検」にトライした経緯を教えてください。

20代後半の頃、『Qさま!!』(テレビ朝日)というクイズ番組に出演させてもらっていて、その企画の一環で「漢検」にチャンレンジしたんです。

3級からスタートして、準2級、2級、準1級と順番に受けていきました。

――結果は?

3級から2級までは一発で受かったのですが、準1級は2回落ちて、3回目でようやく合格。

――挑戦を重ねたんですね。当時、どのぐらいの期間をかけて勉強していましたか?

試験の2〜3カ月前から過去問を解いたり、参考書で読み方や四字熟語などを暗記したり。準1級はしっかり準備して、しっかり2回落ちたんです。

――3回目で合格されたわけですが、落ちた原因と受かった理由は何だったと思いますか?

過去の積み重ねが3回目でようやく実ったのかなと。

準1級は、2級と比べると全く別世界といった感じで、勉強をスタートした頃は10数点しか取れないこともありました。

ちなみに1級はもっともっと難しくて……。準1級に合格した勢いで1級の過去問にチャレンジしたら、まさかの6点でした(笑)。

それだけ難易度も上がるし、入念な対策が必要な資格なんだと痛感しましたね。

――「漢検」が私生活で役立っていると感じることは?

仕事に一役買ってると思います。クイズ番組って漢字の問題がよく出題されるんですよ。

「漢検」の勉強で漢字の世界にどっぷり浸かった経験があるので、イザというときに、答えが天から降ってくるというか、記憶が復元されることがあります!

よしお流、タイムマネジメント術

――仕事をしながらの資格取得だったワケですが、どのように時間をやりくりされていましたか?

ほぼ、気合いです(笑)。

「漢検」は暗記が基本なので、仕事の合間を縫っては、繰り返しやっていました。暗記って、隙間時間に小刻みに覚えるほうが頭に入っていく気がするんです。

試験前は、遊びも控えて、食事も近所の飲食店でサクっと済ませ、意識的に勉強時間を確保するように心掛けました。

――浪人時代の経験や時間術が活きてますね(記事はコチラ!)。現在はいろんな活動をされていてお忙しいかと思いますが、仕事以外の限られた時間の使い方について教えていただけますか?

最近は、“長期”と“短期”の視点で、時間と向き合うように。

長期的な視点でいうと、今後の人生を考えて、投資を始めました。

以前、コロナに感染してしまい、1週間程仕事ができないときがあったんですね。当然、その間の収入はゼロになるわけで……。芸能の世界が、不安定なのはもともと分かっていましたが、なにか手を打たなきゃと思ったのがきっかけです。

また、40代は頑張りどきだと分かっているんですが、この芸風を50代になっても続けていくのは体力的に難しいなと。それで、長期的にお金を運用することで、適度に休める経済体制を作ろうと考えたんです。

――確かに、50代に入ると、気合いだけで乗り切れない部分が出てきそうです。短期的視点では?

まずは毎日の筋トレの時間を最小限にしています。

――えっ!? バリバリに鍛えてそうですが……。

以前は、1、2時間かけてトレーニングしていたのですが、最近は15分ぐらいで、長くても30分以内に収めるように。

――そんなに短縮すると、効果の程は?

効果アリアリですよ!

というのも、全国のトレーニーがお忍びで通っているスゴい先生が鳥取にいると聞きつけ、今では師匠と呼ばせてもらっている彼のもとに僕も足を運びました。

当時は、「筋肉を増やす=重いものを持つ」という考えが僕の中にあったのですが、師匠は通常の3分の1程度のおもりで十分に効かせられる筋トレ法を教えてくれまして。

その内容が、まさに目からウロコだったワケなんですが、その方法だと時短で十分な効果を得られるんです。

例えば、ベンチプレスを上げるときも、肘の角度をミリ単位で調整すれば、少ない重量でも筋肉に十分効かせることができるんです」。画像1/3⇒「少ない重量でトレーニングするほうが怪我のリスクも少なくなりますしね」。画像2/3⇒「胸筋でボールペンを挟んでもらえませんか?」という取材チームからのリクエストにも見事に応えてくれました! 画像3/3

腹筋も1日500回やっていたんですが、今は15回でもしっかり効かせられます。

話が前後しましたが、物事を突き詰めて考えていくと、自ずと時間の短縮の仕方がみえてくるんじゃないかと思うんです。


芸人として多忙を極める中で、「漢検準1級」に合格した小島さんのストーリー。仕事と勉強の両立で悩む皆さんのヒントになりますように!

この記事の連載
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撮影=平松 市聖
取材・文=SUGARBOY

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