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学びの秋!“くるみ”で記憶力をアップ【まなびのキッチンから #07】

勉強効率を上げる方法 #まなびのキッチンから

学びの秋!“くるみ”で記憶力をアップ【まなびのキッチンから #07】

連載【まなびのキッチンから】
勉強に励むために、何よりも欠かせないのが健康な心と身体。体調に関する悩みを解消する食材や、脳に効くレシピを国際中医薬膳師で料理家のさとう あいさんのキッチンからお届け。

勉強をしていると、「もっと記憶力があったら……」と感じることはありませんか?

実は、身近な食材の中にも、記憶力、集中力といった脳の機能を高める効果が期待できるものが存在します。

 今回は、「学びの秋」を後押ししてくれる「くるみ」の効能やレシピをご紹介。食材の力を借りて実力UPを目指しましょう!

お話を伺ったのは……

さとう あいさん
宮城県仙台市在住の料理家。
フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は、フードコンサルティング事業を行う傍ら、レシピライターとしても活動中。また、国際中医薬膳師として、アレルギー体質などの不調に悩む子ども達へ、美味しく食べて健康になれる薬膳料理「こども薬膳」を広める活動も行う。2025年春頃、書籍出版予定。公式HP:https://motto-cooking.com

 

記憶力アップ食材として注目の「くるみ」

毎日少しずつ食べることで、記憶力や学習力を高めるのにおススメなのが「くるみ」です。

薬膳の世界で、くるみは昔から脳を健やかにする食材として重宝されてきました。

近年の研究でも、くるみの摂取が記憶力、集中力、情報処理速度などの認知機能試験の成績を向上させる可能性があることが分かり、注目されています。

 

【すぐできレシピ】くるみとちりめんの佃煮

勉強の合間のおやつとしても食べやすいくるみですが、佃煮にすることで、副菜としても活用できます。

いわしの稚魚であるちりめんも、くるみと同じく脳の健康を保つ効果が期待される食材。さらに勉強で疲れやすい目にも良いとされています。

くるみとちりめんを乾煎りすることで香ばしさが出て、美味しくいただける一品に。

材料(2人前)

・くるみ 50g
・ちりめん 30g
・はちみつ 大さじ1・黒すり胡麻 大さじ1
・醤油 大さじ1
・みりん 小さじ1

作り方

1 フライパンで、くるみとちりめんを乾煎りし、一旦取り出します。画像1/4⇒2 はちみつ、醤油、みりん、水をフライパンに入れて、沸騰させます。画像2/4⇒3 くるみとちりめんをフライパンに入れて、混ぜ合わせたら火を止めます。画像3/4⇒4 黒すり胡麻をふりかけて完成です! 画像4/4

脳の成長を促し、記憶力アップを助けるくるみ。中国の家庭では、子どもに毎日くるみを食べさせることが習慣になっているそうです。

勉強の合間や小腹が空いたときには、くるみのパワーを借りてコツコツ勉強を進めましょう。

文・写真=さとう あい

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