横綱はどの資格?日本の資格・検定 ヒット予想番付2020 2020.01.30

2020年に注目や需要拡大が期待される資格・検定を、資格スクール大手2社「LEC東京リーガルマインド」と「資格の学校TAC」の協力のもとに大胆予想!番付形式で一挙大公開します!

いよいよ今年の夏に開催される東京オリンピックや超高齢化社会による年金問題や空き家問題、働き方改革などをキーワードに、教育業界・試験業界の重鎮たちが見通す2020年とは!?

2020年代への突入をきっかけに資格・検定の取得を検討している方はもちろん、自分の持っている資格のこれからが気になる…という方も、ぜひこの番付表や両校の総括コメントをチェックしてみてくださいね。

日本の資格・検定 ヒット予想番付2020

LEC東京リーガルマインド 資格の学校TAC
英語応対能力検定 横綱 日商簿記検定
公務員 大関 中小企業診断士
社会保険労務士(社労士) 張出大関 社会保険労務士(社労士)
キャリアコンサルタント試験 関脇 宅地建物取引士(宅建士)
経営心理士 小結 ファイナンシャル・プランニング技能検定
賃貸不動産経営管理士 前頭 情報処理技術者試験
土地家屋調査士 電験三種(第三種電気主任技術者)
外国人雇用管理主任者 行政書士
宅地建物取引士(宅建士) 年金検定
基本情報技術者 税理士

横 綱

  • 英語応対能力検定

    横綱はおもてなし英語力が身につく「英語応対能力検定」です。東京オリンピックを控える今年、政府が「2020年に4,000万人」の訪日外国人数を目標に掲げるなど、「とにかくひとこと」の接客英語を話せる人材が必要であることは100%間違いありません!「英語応対能力検定」は訪日外国人が食事や買い物などで困らないよう、ごく基本的な英語で必要な案内やサービスを提供できる力を養います。

  • 日商簿記検定

    堂々の横綱は毎年40万人以上が受験する、日本商工会議所の日商簿記検定です。ビジネスパーソンにとって必須ともいえる会計知識を効率的に習得できるため、社会的にも高い信頼と評価を受けています。初級から3級、2級、1級までのステップがあり、年3回実施(1級は年2回)されていることから、受験しやすいという点も魅力の1つです。

大 関

  • 公務員

    安定性とやりがいで選ぶなら公務員!公務員の地位は法律で保障され、民間企業と比べて非常に安定しています。そのため長期的な視野に立った仕事、ライフワークと呼べるような一生をかけた仕事を成すことも夢ではありません。やりがいの大きさと、高い自由度。これを同時に満たす仕事は公務員しかない、と言っても過言ではないでしょう。

  • 中小企業診断士

    経営コンサルタントの唯一の国家資格で、経営戦略や組織・人事、マーケティング、財務会計、生産管理、店舗運営、物流、IT、法務など幅広い知識を習得できます。日本版MBAとも呼ばれるなど、人気の資格です。中小企業診断士と学習範囲が類似する企業経営アドバイザー(企業と地域社会に寄り添う実践型コンサルタント)も受験の選択肢の1つになることでしょう。

張出大関

  • 社会保険労務士(社労士)

    社労士は、働き方改革、ワーク・ライフ・バランス、年金問題・・・現代のさまざまな重要課題に取り組むスペシャリストです。厚生労働省所管の労働・社会保険に関する国家資格で、働き方改革の担い手として、ますますの活躍が期待されています。合格後の働き方は、独立開業、企業内社労士、社労士事務所での勤務、行政機関での仕事など多岐に渡ります。

  • 社会保険労務士(社労士)

    働き方改革が叫ばれる中、人事や労務管理、社会保険のエキスパートとして、労働環境や雇用形態の多様化などに合わせて、的確な人材活用を支援するのが、社会保険労務士です。企業内での活躍はもちろんのこと、独立開業という選択肢も見通せることからも人気が高く、今チャレンジするにふさわしい資格といえるでしょう。

関 脇

  • キャリアコンサルタント試験

    2016年4月に国家資格化され人気上昇中。人生100年時代、AIの進展、副業・兼業解禁等の社会背景のもと、仕事観にも変化が現れています。各個人が、多様化する働き方・学び方の中から「自分らしく生きる」選択を行い、キャリアを形成する必要があります。それをサポートするのが、まさにキャリアコンサルタントです!

  • 宅地建物取引士(宅建士)

    毎年20万人以上が受験する、まさに最大規模の国家資格です。不動産の売買や賃貸物件のあっせんの際に、専門知識を有していないお客様に重要な説明を行うという独占業務を持つことに加え、宅建業者の事務所には一定数の宅建士を設置しなければならないという設置義務が法律で定められているため、安定したニーズがある点もポイントです。

小 結

  • 経営心理士

    あらゆる士業に必要な知識としてメディアにも注目され人気超急上昇中の資格です!人の心・感情の性質に基づいて、人を育て、営業・マーケティングの成果を高め、組織を成長・拡大させる力を身に付けることができます。また、そういった指導力を身に付けることもでき、AI時代に負けない経営参謀を目指すことが可能です。

  • ファイナンシャル・プランニング技能検定

    お金に関する6つの分野の知識を使って、個人の資産運用の設計やライフプランニングを行う専門家です。節約や投資といったシーンのほか、住宅などの不動産取得から、老後対策、相続対策まで、幅広い場面で活用できる知識が得られます。金融業界はもちろん、不動産など個人資産に関する業界を中心に需要が高く、女性にも人気があります。

前 頭

  • 賃貸不動産経営管理士

    2021年以降に国家資格化するかも!?といわれている、受験者数が急上昇中の注目資格です。賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理を専門とする唯一の資格で、賃貸管理業に従事する方はもちろん、賃貸物件のオーナーや不動産投資を検討されている方などにもおススメです。

  • 情報処理技術者試験

    IT系としては唯一の国家試験であり、毎年多くの方が受験している情報処理技術者試験。求められるスキルに応じた全13区分で実施されており、ITスキルを客観的に証明することが可能になります。年2回実施され(一部の区分は年1回の実施)、受験資格等の制限もないことから、チャレンジしやすいという点でもおススメです。

  • 土地家屋調査士

    不動産登記の「表示に関する登記」をお客様の代わりに申請する職業で、高い公共性ゆえ「土地家屋調査士」資格を持つ方のみがこの仕事を行えます。受注単価が100万円超となることもある高度な専門資格です。市場・ニーズが拡大する一方で、資格登録者全体の約半数を60代以上が占め年齢層が高まり、従事者が減少している今、仕事の獲得もしやすく穴場の職業といえるでしょう!

  • 電験三種(第三種電気主任技術者)

    電気主任技術者は発電所や変電所のほか、工場やビル等に設置されている電気設備の保守・監督を行う、電気のスペシャリストです。電気設備の保安監督が独占業務となっており、非常にニーズが高いのが特徴といえます。扱う対象の規模に応じて第一種から第三種までの分類があり、その登竜門となる「電験三種」が今、特に注目を集めています。

  • 外国人雇用管理主任者

    100年後、少子高齢化が進む日本の人口は今の半分以下、4,000万人程度になるという統計もあり、日本経済を支える労働力の確保が必須となっています。「外国人雇用管理主任者」は、外国人雇用についての専門知識を身に付け、外国人雇用に関するトータル的なサポートができる人材の育成を目的として設立された資格です。

  • 行政書士

    国民にとって最も身近な「街の法律家」とも言われる行政書士。さまざまな法律の知識をフル活用して、コンサルティングから書類作成、そして提出の代理まで、クライアントのトータルサポートを行っていきます。独立開業可能な国家資格として人気も注目度も高く、今後の拡大も見込まれることからも狙い目といえます。

  • 宅地建物取引士(宅建士)

    宅建士は毎年20万人以上が受験する人気の定番資格です。「不動産取引に関するプロフェッショナル」として、宅建業はもちろん、不動産を担保とする金融業や新規出店を計画する小売業など、不動産業界以外でも大きな武器となる資格です。人が生活する上で住宅がなくなることはなく、これからも必要とされる資格として人気が続くでしょう。

  • 年金検定

    年金検定は公的年金給付や公的医療制度に関する、専門的かつ実務的な知識や能力を身に付けていることを証明する、誕生したばかりの新しい検定です。年金や医療保障についての頼れる相談者になることができます。また年金検定と同時に始まった相続検定も、相続に関する民法や税制の基本ルールなどの知識が得られることから注目されています。

  • 基本情報技術者

    情報処理技術者試験の1つで、SEの登竜門ともいわれているIT業界定番の国家試験。ITパスポートが「ITを利用する側」の資格であるのに対し、基本情報技術者試験は「IT技術を提供する側」の資格です。受験資格などの制限がなく、文系出身者でもこの資格に取り組んでエンジニアになったという方もいます。IT業界への就職・転職に有利となる資格です。

  • 税理士

    企業の税務申告や会計業務に留まらず、税務や会計を軸にしたコンサルティングで、経営の安定化と発展のサポートを行う税理士。少子高齢化によりAIでは代替できない相続や事業承継などの業務が増加しており、業務の拡大が予想されます。試験の難易度は高いものの、科目別合格制となっていることから、受験計画が立てやすい資格ともいえます。

総 括

  • LEC東京リーガルマインド

    LECでは、

    1. いよいよ2020年に開催を控えた東京オリンピック
    2. 社会情勢の変化(雇用制度の変化、ワーク・ライフ・バランス、AI時代、将来の日本の労働人口減少・・・など)
    3. 士業の業界全体の変化

    これらの3点を考察したうえで、

    定番・王道の資格・試験制度について取り上げるのはもちろんのこと、これからのブレイクが予想される意外な資格や、受験規模は減っているものの実は市場のニーズが高まっている資格、ニッチだけれど確実なニーズが存在している資格を含めて、大胆に予想しました!

    2020年は、社会、技術、生活など、さまざまな面で変化の年となることが予想されています。皆様も2020年代突入を機に新しい学習にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

    LEC執行役員 唐沢隆弘

  • 資格の学校TAC

    この番付は、2019年1月~11月までの資格の学校TACへの資料請求件数と、のべ受講者数をもとに、試験制度や難易度、そのほか時勢などを踏まえて、TAC番付編成委員会が独自に編成したものです。

    資格挑戦へのファーストステップに最適な日商簿記検定やFP、独立開業を目指す方の心強い肩書となる中小企業診断士や社会保険労務士、税理士など、比較的ポピュラーな資格に加えて、需要が非常に高く、定年後の活躍にもつながるために、理系資格ながら文系出身の方も多く目指すようになった電験三種、そして新たに始まった年金検定など、バラエティ豊かな番付となりました。

    2020年という区切りの良い年の皆様のチャレンジに、参考となれば幸いです。

    TAC番付編成委員会

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