ハーブを使ったナチュラルなマウスウォッシュでニオイ対策&勉強の気分転換を!
インタビュー #日々の暮らしとメディカルハーブ この記事をあとで読む
【日々の暮らしとメディカルハーブ】
「仕事は楽しくあるべき」「私生活は充実すべき」「対人関係は円滑にすべき」……。個々に課せられる“こうあるべき”が択一化している現代社会。そんな日々に疲れたら、古くから人々が魅了されてきたメディカルハーブに頼ってみませんか。「メディカルハーブ検定」の資格を持つタレントの英玲奈さんとその魅力を深掘りします。
ストレス環境にいたり、緊張したりすると副交感神経の働きが低下。唾液が減り、口臭が強くなりがちです。
そんなニオイ対策と共に口内環境をリフレッシュできるお手製ハーブ入りマウスウォッシュのつくり方をご紹介。市販のマウスウォッシュの味が苦手という人にもぴったりです。
ハーブの世界を熟知する、特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会専務理事の金田 太朗さんに教えてもらいました。
この記事の連載
第1回【心身のゆらぎから守ってくれるハーブ】
第2回【暮らしに役立つハーブ】
第3回【メディカルハーブコーディネーターって?】
第4回【レシピ篇:花粉対策のハーブティー】
第5回【レシピ篇:ハーブを使ったマウスウォッシュ】……今回はコチラ
第6回【レシピ篇:体の中から元気に!ハーブチンキ】
第7回【レシピ篇:疲れ瞳を癒やす目元ハーブ湿布】……Coming Soon
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お話を伺ったのは……
お口と一緒に気分もリフレッシュ
マウスウォッシュにおススメのハーブ
・フェンネルシード
・セージ
・ペパーミント
それぞれの効能は?
フェンネルシードは、口臭予防の働きがあり、インドでは、食後に口直しとして噛む習慣があります。
インド料理店などで、小さな種のような実を渡され、食べたら口の中がすっきりしたという経験がある方もいるのではないでしょうか。
そして、セージには抗菌作用があり、歯肉炎や口内炎の予防に役立ちます。
また、ペパーミントは消化を助けたり、リフレッシュできる香りの代表格として人気のハーブです。
ハーブチンキを水に垂らせば、爽やかなマウスウォッシュに
今回ご紹介するのは、チンキという、ハーブをアルコール(ウォッカ、ホワイトリカーなど)に漬けて有効な成分を抽出する方法。
アルコールに漬けることで、お湯では抽出されない油溶性の有効成分まで効率よく引き出すことができ、長期保存(1年程度)できるのもメリットです。
ハーブチンキを水で希釈するとマウスウォッシュとして使用できるのですが、とても心地よい爽快感があります。
市販品の刺激や強い香りが苦手という人は、ハーブの優しい香りが口いっぱいに広がるハーブチンキのマウスウォッシュが向いているかもしれません。
お茶や水に数滴混ぜて飲用することもできますよ。
ハーブが爽やかに香るマウスウォッシュのつくり方
■材料
・ドライハーブ(フェンネルシード、セージ、ペパーミント) あわせて5~10g
・ウォッカ(アルコール度数40度以上のもの) 100ml
・ガラス製広口蓋つき瓶
■つくり方
(1) 煮沸消毒をした瓶にハーブを入れ、アルコールを注いで蓋をする。このときハーブが完全にアルコールに浸っていることが大切。
(2) 一日1回瓶を振り、中身を混ぜ、2週間漬け込む。
(3) ガーゼ、コーヒーフィルターなどで濾してチンキが完成。チンキをコップ1杯の水に数滴たらせば、マウスウォッシュに!
■Tips!
光による劣化を防ぐため、保存の際には色付きの瓶を使うのがおススメ。
冷暗所に置いて1年間程保存できます。アルコールなので、誤って子どもが飲まないように注意しましょう。
チンキに使うハーブにルールなし! いろいろなハーブで理想の“MYチンキ”を
チンキに入れるハーブは、これでなければダメというルールはありません。
フレッシュハーブでもつくれるので、お料理で余ったものや庭で育ち過ぎてしまったハーブを使うも良し、もらったものの飲まないハーブティーを有効活用するというのもおススメです。
ハーブの味が苦手という人は、ハーブチンキを数滴お風呂に垂らす、テーブルなどを清潔にする除菌スプレーやハンドスプレーにするなど、香りから取りいれてみてはいかがですか?
今回教えていただいたマウスウォッシュは、消化機能を活性化し、腸内のガスを排出するなど、フェンネルやペパーミントが持つパワーも得られるそう。
食後に“ハーブチンキうがい”を習慣にすれば、毎日がより健やかになるはず。
この記事の連載
第1回【心身のゆらぎから守ってくれるハーブ】
第2回【暮らしに役立つハーブ】
第3回【メディカルハーブコーディネーターって?】
第4回【レシピ篇:花粉対策のハーブティー】
第5回【レシピ篇:ハーブを使ったマウスウォッシュ】……今回はコチラ
第6回【レシピ篇:免疫アップを助けるハーブチンキ】……coming soon
第7回【レシピ篇:疲れ瞳を癒やす目元ハーブ湿布】……coming soon連載記事一覧へ>>
英玲奈が語るメディカルハーブの魅力
◆ビオセボンの「量り売りコーナー」は“ブレインフード”のパラダイス。勉強力UP食材を少量からお試し!
◆一日一食“断食”と禅修行でデトックス。龍雲寺 禅堂
◆ボディメイクのド定番、鶏むね肉も脳疲労予防に◎
◆足元家電で脳の活動を高め、勉強効率もアップ
撮影=伊達 直人
文=金子 優子