つらい首&肩コリは「リラックス胡坐」でほぐすべし【今週の1ポーズ #19】
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連載【今週の1ポーズ】
首&肩コリや腰痛、目の疲れ……、勉強に勤しむ“まなびビト”だからこその辛い症状。ビジネスパーソン向けのウェルネス講座を数々の企業で行う、ヨガ&ストレッチ講師の山下 耀菜さんに、症状を和らげる簡単1ポーズを教えてもらう。
「身体が持つ潜在能力は素晴らしい! 心身一如、身体が変わると自然といろんなことが変わっていきます。難しいポーズは不要。日常に取り入れられる簡単なポーズを継続すれば、身体はよろこんで変化していきます。勉強で、ここぞというときに集中して取り組むために、身体もととのえてみてください」(山下 耀菜さん)。
教えてくれたのは……
ヨガ&ストレッチ講師
山下 耀菜さん
ヨガ歴20年。趣味が高じて講師となり約10年。ビジネスパーソン向けにウェルビーイングのアドバイスを行う。その他、女性の悩みに寄り添うヨガ&ストレッチ講師としても活躍。YouTube:@kanayoga823
頭部の重さで背面伸ばし
人間の頭部の重さは体重の約10%といわれていますが、首の角度によっては、その負担が数倍になってしまうことも。
頭部の重さが身体に及ぼすパワーは意外と大きいのです。
今週の1ポーズでは、頭部の重さを利用して、首から肩、さらには背中全体まで緩めていく動きをご紹介。
まずは、骨盤がゆがまないよう、足の裏同士を合わせて座ります。その状態から、頭部をもたげさせ、首から腰まで丸めていく。
たったこれだけの簡単ポーズですが、頭部が重しとなり、心地よく背面をストレッチすることができます。
【ARRANGE!!】
前述のポーズで背面を伸ばしたら、頭部をもたげるだけでなく、額を足につけていきましょう。背面がよりストレッチされ、お尻のコリを和らげる効果も。
ゆっくりと呼吸をして、背面の力みを緩めるように心掛けてみてください。
身体を丸める動きは、交感神経を落ち着かせてくれるので、緊張をほぐしたいときにもおススメです! 試験前の眠れない夜などにも活用してくださいね。
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撮影=新澤 遥
文=山下 耀菜