「レインボーのYouTubeに出てくるクセ強な女性の香りはこんなです♡」“アロマ芸人”池田直人が断言!
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【レインボー池田、“アロマ王子”になる!】
「日本化粧品検定」1級、さらには上位資格である「日本化粧品検定」特級 コスメコンシェルジュまで取得した美容芸人、レインボーの池田 直人さん。美を極めた男が次に目指すのは、香りの世界。これは、彼が真の“アロマ王子”になるまでの挑戦の記録である。
アロマの魅力に目覚め、日常のあらゆる香りを分析するまでとなったアロマ王子こと、レインボー池田さん。
今回はその能力をさらに活用し、自身のYouTube「レインボーコントチャンネル」に登場するあのキャラクターの香りをプロファイリングしてくれた。
【Case1】「リアクション可愛いのに、口の悪い女性」の香り
最初のターゲットは、リモートコントシリーズでも屈指の人気を誇る「リアクションかわいいのに、口悪い女」。
レインボーコントチャンネル「【リモートコント】リアクションかわいいのに、口悪い女」より。
天使のような愛想の良さで男性を虜にしながら、元カレを「クソキモメガネごぼう猿」、公園にいる子どもを「ガキンチョ」などと罵る、悪魔的な毒舌を持つ女性だ。
このトリッキーな二面性を、アロマ王子はどう読み解くのか?
「この女性の香りは、甘さと毒の二面性がミソ! まず、会ったときに感じられる可愛さは、太陽をたっぷり浴びた『オレンジ』と、華やかな『ゼラニウム』の香りで表現します。このフルーティーとフローラルな香りの組み合わせで、男性を一気に油断させるんです♡」と、まずは、彼女の“表の顔”を解説。
「でも、彼女の本性はここから。口を開いたときに発せられるあの強烈な毒舌には、スパイシーなアクセントが絶対に欠かせない! そこで、ピリッとした刺激のある『ブラックペッパー』の香りを加えたいですね」。
可愛らしさの奥に隠された痛烈な毒を、香りのアクセントで見事に表現してくれた。
アロマテラピー講座講師・末吉 真由美先生のコメント
「女性の二面性を表現する際に『ブラックペッパー』を合わせるあたり、お見事です。実際にブレンドする際は、『オレンジ』と『ゼラニウム』を主役に、『ブラックペッパー』はアクセントとして、ほんの数滴加えると、心地良く調和します」。
池田さんがアロマテラピー講座を受講する様子はコチラから!
【Case2】「見た目いいのに、喋り方4歳な女性」の香り
レインボーコントチャンネル「【コント】見た目いいのに、喋り方4歳の女」より。
続いては、マッチングアプリでの出会いを描いたコント「見た目いいのに、喋り方4歳の女」。
誰もが羨む美女でありながら、その言動はまるで4歳児という、異次元のギャップを持つ女性を演じている。一見難しそうに思えるテーマを、池田さんは香りでどう表現?
「これは香りの3段活用で表現します! まずは見た目の華やかさ。“香りの女王”と呼ばれる『ローズ』を取り入れて、会った瞬間に相手を虜にします」。
まずは、「ローズ」で女性の色っぽさを漂わせる作戦のようだ。しかし、彼女の魅力はここからが本番。
「喋り出すと現れる4歳児の無垢な可愛らしさは、ピュアな『ラベンダー』の香りがピッタリ。そして最後に、このハチャメチャなギャップすら『アリ!』と思わせてしまう彼女の魅力を、甘くクセになるバニラに似た『ベンゾイン』でダメ押しします♡」
香りが移ろう様子を、キャラクターの印象の変化に見立てる高度な観察力は、もはや”アロマ王子”ならぬ”香りアナリスト”の領域か……!?
アロマテラピー検定講師・末吉真由美先生のコメント
「女性の華やかさと幼さ、そのギャップがより輝くようなブレンドですね。『ローズ』と『ラベンダー』の重なりに、『ベンゾイン』の甘さが余韻をつくる。モテる女性を体現したかのような魅力的な香りに仕上がっています」。
池田さんがアロマテラピー講座を受講する様子はコチラから!
Youtubeのコントに登場する女性の香りでさえも的確に表現する術を身につけ、ますます進化を遂げているアロマ王子。次はどんな才能を見せつけてくれるのか? 今後の動きにも目が離せない!
お話を伺ったのは……

池田 直人さん
1993年生まれ、大阪府出身。2016年に相方のジャンボたかおと共に、お笑いコンビ、レインボーを結成。2023年秋にはコスメブランド「makeumor(メキュモア)」を発売。自身のYouTube「レインボー池田直人の美しチャンネル」では、美容法やメイク術を発信している。インスタグラム:@ikenao0919 X:@ikenao0919 YouTube:レインボー池田直人の美しちゃんねる
この記事の連載
◆垣間見えた“アロマ王子”の素質とは?
◆アロマ沼にハマった池田氏の日常
◆レインボーコントの女性の香りはコレ……今回はコチラ
◆合否速報! 真の“アロマ王子”になれたのか?
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撮影=宇高 尚弘
文=SUGARBOY