最新の人気資格を3つのランキング別に紹介!【日本の資格・検定AWARDS 2024】
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「日本の資格・検定」AWARDSとは?
昨年度の当サイト内のアクセスデータ及びユーザーによるアンケートを元に、最も注目・支持された資格・検定を、3つの部門に分けてランキング形式で発表します。
有名資格はもちろん、受験者数にかかわらず、社会的ニーズが高まっている資格・検定にも幅広くスポットライトを当てることを目的に集計・ご紹介。
この企画を通してユーザーの皆さまが注目・支持している資格や検定を広く伝えるとともに、資格・検定に込められた主催者の思いを届けることで、社会における資格・検定の価値を高めることができればと考えています。
当サイトにて掲載中の1,000を超える資格・検定が選考対象です。
昨年度(2023年4月1日~2024年3月31日)のページビュー数やユーザーアンケートの結果など、定量的な基準をもとに厳正な審査をしています。
各部門の詳細は、ランキング結果でご確認ください。
「日本の資格・検定」AWARDS2024ランキング結果
今回も、定番資格から世相や流行を反映した検定まで幅広くランクイン。時代を象徴するような資格・検定が揃いました。ぜひ最後までご覧ください。
総合アクセスランキング部門
当サイト内に掲載中の資格・検定の内、昨年度のアクセス数が上位だった資格・検定を表彰。
ITパスポート試験(iパス)
受賞コメント
理事 奥村明俊 様
2023年度に引き続き、ITパスポート試験(略称 iパス)が「総合アクセスランキング部門」の第1位に選ばれましたこと、誠にありがとうございます。
「iパス」は「職業人として誰もが共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を測る」試験として、2009年度に創設され、2011年度からは「国家試験初のCBT試験」に移行しました。
CBT試験移行当時の年間応募者数は7万人に満たない数字でしたが、今では年間30万人に迫る応募者数に。日々進化するデジタル技術に合わせて出題の見直しも図り、2024年度からは生成AIに関する問題も出題しています。
DX推進のもと、さまざまな組織でデジタルリテラシーの底上げに「iパス」の推奨が進んでおり、まさに、現代版「読み・書き・そろばん」として、iパスを活用いただいていることを実感しています。企業、官公庁・自治体、大学・高校等におけるiパス活用の事例を、iパスの公式サイトで多数公開していますので、ぜひご覧いただきたいです。
IPAは、「iパス」を含め、ITエンジニアの登竜門である「基本情報技術者試験」、セキュリティの専門家向けの「情報処理安全確保支援士試験」といった、対象とする役割やレベルがさまざまな計13区分の国家試験を実施しています。
また、これらの試験を必要な方々にご案内するため、プロモーション対象とすべき法人を推定する技術を開発し、IPA自身もAI技術を活用してDXを進めております。業界・業種を問わずDXが進展する中、必要なリテラシー及びスキルの獲得に向けて、ぜひIPAの事業やコンテンツをご活用いただけますと幸いです。
受賞コメント
理事 山中雄市 様
この度は「日本の資格・検定」総合アクセスランキング部門第2位という名誉ある称号をいただきありがとうございました。
色彩検定®は「色」という身近な内容について理論的・体系的に学習する検定試験です。
しかし身近すぎるゆえに、「色を学ぶ」という概念が認知されていないといえます。学ぶとしても、それはデザイナーなどの専門職のためのものだという考え方が根強いのです。
しかし近年ではイラストを描いたり、カラーの資料を作ったりといった機会が増え、誰もが当たりまえに「色を使う」時代に。そうすると今度は「色を使いこなす」ことの大切さが認知されるようになってきたようで、ありがたいことにSNS等で「色彩検定の公式テキストが色彩の勉強に役立つ!」という声をよく見かけるようになりました。
この背景には「日本の資格・検定」のようなサイトで取り上げていただいていることも影響しているのかもしれません。改めて、「日本の資格・検定」に色彩検定をご掲載いただいたことを感謝いたします。
受賞コメント
事務局長 中込元 様
この度は「総合アクセスランキング部門」第3位というありがたい称号をいただき、大変光栄に思います。
この「旅程管理主任者」という資格は、旅行会社が実施する「企画旅行」(パッケージツアー等)に参加するお客様に同行し、旅程の管理や、安心安全にお客様に旅を楽しんでもらえるようサポートする業務を行う、いわゆる「添乗員」になるための必須の資格で、法律で位置づけられた公的資格です。
この資格を取得するためには①旅程管理研修の修了、②法律で定められた実務の経験の要件があり、当協会も含め①の研修は観光庁に登録している機関(全国に40~50機関)で実施しています。
当協会で実施している旅程管理研修は、昨年より講義をeラーニングで実施(テストは対面式)しているため、誰でも受講しやすく、また、テキストや研修内容も添乗実務に即していて、すぐに業務で活用できるような作りです。
今回、数多くの皆さまにアクセスいただいたことは大変うれしく思っておりますし、国が21世紀の政策の柱として掲げている観光業の一端を担う添乗員の仕事をする上で必要な「旅程管理主任者」について、一人でも多くの方にチャレンジしていただくことを願っております。この度の受賞、誠にありがとうございました。
- 第4位国際薬膳師(士)
- 第5位珠算能力検定
- 第6位日本語検定(語検)
- 第7位電卓技能検定試験
- 第8位メンタルヘルス・マネジメント®検定試験
- 第9位グラフィックデザイン認定資格
- 第10位マーケティング検定
注目の資格・検定ランキング部門
掲載している資格・検定において、昨年度とその前年のアクセス数を比較し、その伸び率が高かった資格・検定を表彰しています。
※前年度のアクセス数が一定以上の資格・検定のみを対象としています。
受賞コメント
商工会議所検定の中で最も歴史のある珠算能力検定試験が、施行80周年の節目の年に、「注目の資格・検定ランキング部門」第1位に選ばれたことを、大変うれしく思います。
新しい1万円札の顔となる渋沢栄一が提唱する「論語と算盤」においては、算盤(そろばん)は「経済」の例えとして使われ、「会社分析」などはすべて「数字」を読むことから始まるのだとか。
珠算技能は、計算、暗算の技能向上(数字に強くなる)だけでなく、学習を通じて集中力、記憶力、思考力、判断力も高めることができます。これらの力は、社会生活を送るうえで大切な能力であり、あらゆる分野の学習につながるものです。
人生で最初に受けた検定が珠算能力検定試験だったという子どもが、どんどん増えることを願っています。
情報セキュリティマネジメント試験
受賞コメント
理事 奥村明俊 様
このたび、「情報セキュリティマネジメント試験」が「注目の資格・検定ランキング部門」の第2位になりましたこと、大変光栄に思います。
「情報セキュリティマネジメント試験」は、組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的な知識・技能を評価する国家試験です。サイバー攻撃や情報漏えいが社会的問題となる中、不足する情報セキュリティマネジメントを担う人材の育成・確保を目的として、この試験はスタートしました。
ITによる対策は日々進化しているものの、依然としてサイバー攻撃や情報漏えいによる被害は発生し続けています。被害を未然に防ぐためには、ITによる対策だけではなく、「人による対策(管理面の対策)」についてもしっかり取り組むことが重要です。
DXの進展によりデジタル技術の活用が急加速する中、管理面も含めた情報セキュリティ対策の重要性の高まりが今回の結果に繋がったのだと思います。
この試験は、2023年度から、年間を通じてCBT試験で受験できるようになりました。また、試験時間が180分から120分に短縮され、受験できるように。今後も受験しやすい環境づくりに努めてまいります。
IPAは、優れたデジタル人材を育成する場として、未踏事業やセキュリティ・キャンプを実施しています。また、産業サイバーセキュリティ人材向けに、中核人材育成プログラムや短期プログラムを提供しています。学習支援として、社会で求められるデジタル人材のスキル標準(デジタルスキル標準)を公開し、デジタルスキルの学習コンテンツを紹介するポータルサイト(マナビDX)を運営しています。
業界・業種を問わずDXが進展する中、必要なリテラシー及びスキルの獲得に向けて、ぜひIPAの事業やコンテンツをご活用ください。
プレ検®(プレゼンテーション検定)
受賞コメント
代表理事 脇谷聖美 様
この度は、このような賞を頂けたこと、大変うれしく思います。「プレ検」は2007年に創設以来、時代に即したプレゼンテーションのあり方を模索し、周知してきました。
「プレゼンテーションを学ぶ」というと、なかなかイメージが湧かない方もいらっしゃるかと思いますが、実はプレゼンテーションの成功の秘訣は既にメソッド化されているのです。とある研究では、「プレゼンテーションの成功率は数式で表せる」とも示されています。
一方で、そのメソッドを体現するのは生身の人間。プレゼンテーションツールがどんなに発達しても、それを使っていかに伝えるかは、話者の「自分力」にかかっています。
「プレ検」はこの「自分力」を高めることができる検定です。今後もぜひ、より多くの方に受検していただけますと幸いです。
- 第4位建築士
- 第5位非破壊試験技術者資格試験
- 第6位情報配線施工技能検定
- 第7位バーベキュー検定
- 第8位セーフティアセッサ(SSA/SA/SEA/SLA)安全資格認証制度
- 第9位心電図検定
- 第10位賃貸不動産経営管理士
ユーザーが選ぶベスト資格・検定部門
昨年度実施した以下のアンケートにおいて、ユーザーからの支持を集めた資格・検定を表彰しています。
◆就職に役立つ資格・検定
◆趣味で取りたい資格・検定
◆リスキリングに役立つ資格・検定
TOEIC®Listening & Reading Test
受賞コメント
常務理事 大坂文雄 様
ユーザーの皆さまに選んでいただけましたこと、大変光栄に存じます。
私どもIIBCは「あなたが世界をつなぐ あなたと世界をつなぐ」をコーポレートスローガンに、多くの方にご利用いただいている「TOEIC (L&R・S&W)」、初・中級者向けの「TOEIC Bridge (L&R・S&W)」といった英語の「聞く」「読む」「話す」「書く」4技能を測るテスト事業を核として、公式教材出版、公式eラーニングなどの学習支援事業、高校生英語エッセイコンテスト、大学生英語スピーチコンテストなどのグローバル人材育成事業に取り組んでいます。
この度の受賞は私どもにとって大きな糧となり、励みとなるものです。今後も世の中の変化に対応し、技術の進化も取り入れながら、さらに価値があり、信頼できる資格・検定として、皆さまのサポートがしっかりできるよう尽力してまいります。ありがとうございました!
ファイナンシャル・プランナー(ファイナンシャル・プランニング技能検定、CFP®・AFP資格を含む)
受賞コメント
多くの方の支持を集めた資格・検定が表彰される「ユーザーが選ぶベスト資格・検定部門」に、「ファイナンシャル・プランニング技能検定」が2度目の入賞を果たしたということで、主催団体として大変うれしく、感謝申し上げます。
前回賞を頂いたときと異なるのは、3級のCBT試験がスタートしたことでしょうか。
2023年度下期より従来の紙試験と併行して、また2024年度より本格的に3級のCBT試験を開始したことで、「受検しやすくなった」「チャレンジの機会が増えた」など、多くの反響を頂き、大変ありがたいとともに身の引き締まる思いでもあります。2025年度からは2級試験のCBT化も予定していますので、そちらもぜひチャレンジしていただけると幸いです。
また、金融財政事情研究会では、「ファイナンシャル・プランニング技能検定」のほかにも、金融機関職員を主な対象とした「金融業務能力検定」「サステナビリティ検定」や、学生・一般の方を主な対象とした「金融リテラシー検定」など、金融への学びを深めていただける検定試験を実施しております。
こうした活動を通して、一人でも多くの方に金融への意識を高めていただけるよう、今後も公正公平な試験の運営に努めてまいる所存です。
この度は、「日本の資格・検定」AWARDS 2024「ユーザーが選ぶベスト資格・検定部門」の第2位に「CFP®・AFP資格」及び「ファイナンシャル・プランニング技能検定」が選出され大変光栄に思います。
日本FP協会は、多くの方々にファイナンシャル・プランニングの重要性を広く普及し、その担い手としてファイナンシャル・プランナーであるCFP®・AFP認定者を養成・認証することを目的としたNPO法人です。
ファイナンシャル・プランニングの裾野拡大、また金融リテラシーを国民一人ひとりが身につけるためにも「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の制度は有益であり、日本FP協会は、受検者ならびに合格者増を推進しています。
2024年4月から3級ファイナンシャル・プランニング技能検定がCBT方式となり、2級も今後CBT化を予定しています。受検者のみなさまにとって更に受けやすい体制となるよう見直しを図っていますので、ひとりでも多くの方々にファイナンシャル・プランニング技能士となっていただき、その延長線上として、お金のプロフェッショナルである「CFP®・AFP資格」を目指していただければ幸いです。
これからも日本FP協会は、試験の実施をはじめ、ファイナンシャル・プランニングに関するさまざまな事業を通じ、日本経済の発展と生活者のウェルビーイングの向上に貢献してまいります。
実用英語技能検定(英検)
受賞コメント
広報ご担当者様
この度も「ユーザーが選ぶベスト資格・検定部門」に選出いただきありがとうございます。皆さまの英語学習への関心の高さが伺えますとともに、あらためて検定実施団体として身の引き締まる思いです。
英検協会は2023年に60周年を迎えました。60年前から変わらず英語4技能の測定を行い、そのときどきの社会的ニーズに応えながら問題形式のリニューアルなど、検定サービスの向上に取り組んでおります。2024年度からは3級以上でライティングの問題を追加し、難易度は変わらずに複数の技能領域を統合した、より実用的な英語力を測定できるようになりました。
また、2025年度には準2級と2級の間に31年ぶりに新しい級「準2級プラス」を導入します。2級が難しいと感じていた方には、準2級プラスを目標にすることで、スモールステップで英語学習のモチベーションを保つことができるというものです。
これからも皆さまの生涯学習における英語学習に寄り添い、サポートできるよう、時代の流れに即したチャレンジを続けて参ります。
- 第4位宅地建物取引士 (宅建士)
- 第5位マイクロソフト オフィス スペシャリスト (MOS)
- 第6位社会保険労務士 (社労士)
- 第7位日本漢字能力検定 (漢検)
- 第8位行政書士
- 第9位ITパスポート試験 (iパス)
- 第10位看護師
昨年度実施した「就職に役立つ資格・検定」「趣味で取りたい資格・検定」「リスキリングに役立つ資格・検定」の3つのアンケートはこちらのページからどうぞ
殿堂入り
一定期間、同一部門に入賞した資格・検定は、殿堂入りとしてご紹介しています。
日商簿記検定(2024年殿堂入り)
受賞コメント
秘書検定(2022年殿堂入り)
受賞コメント
公益財団法人 実務技能検定協会
理事長 保坂 恭世 様
「総合アクセスランキング部門」3年連続の1位を経ての殿堂入りで秘書検定が押しも押されもせぬ検定になったこと、うれしさと感謝の思いでいっぱいです。
秘書検定ではビジネスや生活、コミュニケーションの場面で求められる基本的なマナーや知識が問われます。マナーとはもともと「相手に不快な思いをさせないためにどのように振る舞うべきか」「スマートな立ち振る舞いはどんなものか」が考え抜かれて形になったもので、根底にあるのは「心遣い」や「人間力」です。
秘書検定は主に就職を控えた学生の方に多く受験頂いていますが、ここ数年の学生の方は在宅でのオンライン授業やサークル活動の中止など、人と接する機会や社会を知る機会を奪われた状態での就活となってしまうかと思います。そういった中で、基本的なマナーや気遣いなど社会での「動き方」を学べる秘書検定はより大きな役割を果たすのではないでしょうか。
今後も「心遣いや人間力を学ぶ」検定として、秘書検定が社会で活躍しようとする多くの方の指針になれば幸いです。
※コメントは2022年時点のものです
就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30
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◆IT系の資格「難易度×専門性」MAP
注目いただきありがとうございます。
情報ネットワーク機器の使用が社会インフラとなり、AIの活用が普及する今日においても、習い事ランキングで上位にあるように、そろばんは人気のある習い事の1つです。保護者からは、計算・暗算力の向上に効果があり、算数や数学が得意になると高く評価されています。
また、そろばんは、計算力だけでなく、記憶力、集中力、処理能力、粘り強さなど非認知能力も伸ばすことができ、さらには右脳の発達が促され、脳全体が活性化されるともいわれるそうです。
珠算の学習において検定試験は、学習者に具体的な目標を提供し、学習意欲を高め、自らの実力を測定し、証明する大切な役割を担っており、検定試験を通じて無理なく求める能力が習得できるようになっています。
ぜひ、最初の習い事にそろばんを検討していただければ幸いです。