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暖房による「冷えのぼせ」。身近な食材が症状を解消!【まなびのキッチンから #10】

勉強効率を上げる方法 #まなびのキッチンから

暖房による「冷えのぼせ」。身近な食材が症状を解消!【まなびのキッチンから #10】

連載【まなびのキッチンから】
勉強に励むために、何よりも欠かせないのが健康な心と身体。体調に関する悩みを解消する食材や、脳に効くレシピを国際中医薬膳師で料理家のさとう あいさんのキッチンからお届け。

暖房の効いた部屋で勉強や仕事をしていると、顔はほてるのに手足が冷たくなる「冷えのぼせ」の状態は、血の流れが滞っているため。

全身の血の巡りを良くすることで、不快な症状を改善してくれる食材をご紹介します。

お話を伺ったのは……

さとう あいさん
宮城県仙台市在住の料理家。
フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は、フードコンサルティング事業を行う傍ら、レシピライターとしても活動中。また、国際中医薬膳師として、アレルギー体質などの不調に悩む子ども達へ、美味しく食べて健康になれる薬膳料理「こども薬膳」を広める活動も行う。2025年春頃、書籍出版予定。公式HP:https://motto-cooking.com

「冷えのぼせ」の原因は下半身の血行不良

デスクに向かっているときの姿勢では、上半身に熱がこもりやすく、下半身は血の巡りが滞ってしまいがち……。これが「冷えのぼせ」の状態。お風呂を沸かした際に湯船の上の方は熱いのに、下の方は冷たい状態になるのと同じ現象です。

このような症状には、玉ねぎが◎。玉ねぎパワーで全身の血行不良を解消していきましょう。

【すぐできレシピ】玉ねぎと青梗菜のオイスターソース炒め

玉ねぎと青梗菜には血を巡らせる力があります。

さらに、身体を温める玉ねぎと、体の余分な熱を取り除く青梗菜は、「冷えのぼせ」のアンバランスな状態を改善してくれる黄金コンビ!

鶏胸肉に下味を付けておくことで、オイスターソースだけでも美味しく頂ける簡単レシピです。

材料(2人前)

・玉ねぎ 1/2個
・鶏胸肉 1枚(250~300g)
・乾燥きくらげ 10g
・塩麹 大さじ1
・オイスターソース 大さじ1

作り方

1 鶏胸肉は薄切りにし、ビニール袋に塩麹と一緒に入れて30分〜ひと晩程おく。

2 玉ねぎはくし切り、青梗菜は食べやすい大きさに切ります。

3 フライパンに鶏胸肉と玉ねぎを入れ、火を通す。

4 青梗菜とオイスターソースを入れて味を整えたら、完成!


玉ねぎは1年中手に入る食材なので、「冷えのぼせ」を感じたら、積極的に取り入れてみてくださいね。

写真・文=さとう あい

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