2021年版!就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30
「日本の資格・検定」では、サイトユーザーを対象とした資格・検定に関するアンケート調査を実施。
2020年のコロナ禍では中止や延期になってしまう試験も多くあった一方、会場に大人数が集まって行う試験方式から少人数や個人で行うコンピュータ試験への切り替えも多く見られ、まさに資格・検定の「ニューノーマル元年」となりました。
そのような中、今回は定番の「就職に役立つ資格・検定」のほか、コロナ禍で取得しておきたい資格・検定のランキングや、趣味・副業に活かせる資格・検定のランキングも発表しています!
みなさんからのコメントや前回順位との比較も併せて、今後の資格・検定選びの参考にご覧ください。
※2020年11月18日~12月23日までの期間、当サイトユーザー向けにアンケートを実施し、その回答を集計してランキング化しました。※この記事の内容およびコメントは、アンケートキャンペーンにてご応募いただいたご回答を元にしています。なお、コメントは一部修正している場合がございます。また、コメントの採用基準等についてのご質問にはお答えできませんので、何卒ご了承ください。
2021年版「就職に役立つ資格・検定ランキング」の第1位に選ばれたのは日商簿記検定!ビジネスの基礎ともいえる「企業内のお金の流れ」を学べることはもちろん、2020年末には全国約100カ所以上(2021年1月時点)の会場でいつでも受験できるネット(CBT)試験が開始されたことも1位選出の理由となったようです。
第2位はTOEIC(R) Listening & Reading Test。前回の4位から2ランクアップしています。コロナ禍において海外出張や海外勤務が制限されたとはいえ、WEB会議やテレワークの普及により海外とつながりが増加したという声も。今後もさらなる人気度アップが見込まれます。
-
19歳以下 学生英語はどの仕事に就いても必要な場面が多く、TOEICはビジネス英語も多いから。
-
50代 サービス、販売系例え英語を使わないとしても、高得点であれば就職、転職に有利だと思います。
第3位は実用英語技能検定(英検)。コロナ禍でも英語系試験が2・3位を占める結果となりました。昨年から引き続き、「就職活動で活かすことができた」「面接でアピールできた」という声もあり、安定した人気を誇っています。
-
40代 営業、事務、企画系職業にもよるとは思いますが、英語の知識があるのはプラス要素だと思います。
-
20代 学生国際社会で活躍するためには日本だけではなく海外にも目を向ける必要があり、英語能力の取得は情報収集のためにも必須だと思ったから。
前回8位からランクアップの宅建士。不動産の売買や仲介をする際に不可欠な国家資格です。資格手当や昇給など資格取得者への優遇を理由として挙げたコメントが目立ちました。
-
30代 営業、事務、企画系国家資格であり、金融関係、不動産業などさまざまな職種で役に立つため。
-
40代 営業、事務、企画系不動産業の求人をみると優遇されるし手当もある。受験資格が特にないのが魅力。
漢字の読み書きはもちろん、語彙力も鍛えることができる漢検。ビジネスパーソンの一般教養として、就職活動でも基礎学力や文章力をアピールすることができるでしょう。
-
30代 営業、事務、企画系難しい漢字や地名なども取り扱う事務には必須。
-
40代 営業、事務、企画系パソコンで文字を書くことが多い中、手書きの文章や手紙で営業をすると受けがいい。サラッと漢字を書けるのは強いと思う。
金融商品や保険、不動産などの資産を有効に計画・運用するファイナンシャル・プランニングの知識は、金融・保健業界、不動産業界を中心として就職に直結しやすく、人気が安定しています。
-
20代 学生金融業界以外でも知ってて損はないことを学べるから。
-
30代 営業、事務、企画系どの業界に入るにしても、お金のことは必須事項であり、この資格で勉強したことは、かなり役に立つ。
社労士は、労務管理と社会保険の専門家として、企業に対して労働条件、労働保険、社会保険についての指導・相談を行います。コロナ禍で進んだ働き方改革を受けて注目度がアップしています。
-
60代 専門職系(コンサルタント、金融、不動産)働き方改革推進に今最も役立ちます。
-
50代 営業、事務、企画系人事関連では必須の知識、手続きが身に付き、年金も含めて活躍の幅が広いから。
ワードやエクセルなどのoffice製品について操作スキルを証明する資格です。事務職の就職で活かせるため人気があります。
-
20代 営業、事務、企画系オフィス系事務職は、エクセルやワードを使う機会が毎日のようにあるので、その操作方法のいろはは分かっておいた方が重宝されます。社会人になってから今更聞けないって時もありますし!
-
30代 技術系(ソフトウェア、ネットワーク)PCを使わない企業は少ないと思うので、絶対持つべき資格。資格の認知度も高いのでかなり役に立つと思う。
コロナ禍ではもちろん、社会の高齢化や医療技術の発展に伴いニーズが拡大している看護職。確実に手に職を付けたいというユーザーから多く票が集まりました。
-
30代 技術系(素材、食品、メディカル)専門職なので引っ越しや結婚出産後も復帰しやすい。
-
40代 営業、事務、企画系エッセンシャルワーカーとして、コロナ禍が終わってもニーズは高いと思う。
ピックアップ資格・検定
中小企業BANTO認定試験(R)は、中小企業のビジネスに関する新しい知識・スキル・分析力・判断力を習得できる資格です。試験内容には会計や法規、経営管理など、就職活動を控えた学生から経営者層まで幅広い世代で活用することができる知識が網羅されています。
検定詳細-
30代 営業、事務、企画系営業活動のときに相手の経営全体を考えた提案をできるようになると思う。新しい資格だが、取ってみたいと思っている資格の1つ。
データ分析実務スキル検定は、ビジネスパーソンが身に付けておきたいデータサイエンスに関する知識・スキルを証明する検定です。近年多くの企業でマーケティング活動や市場調査に取り入れられているデータサイエンスの知識はさまざまな業種で活かすことができるでしょう。
検定詳細-
40代 営業、事務、企画系データサイエンスの人材はとてもニーズがあるのにまだまだ足りていないから。どんな業界・業種でもデータを扱う力は活かせると思います。
こちらの記事も合わせてどうぞ
昨年のランキングはこちら
就職に役立つ資格・検定TOP30は、例年発表時の西暦をタイトルとしておりましたが、発表時期の変更に伴い、本記事からタイトルを2021年と繰り上げとなっています。
40代 専門職系(コンサルタント、金融、不動産)自分が持っていて、役立っているから。
30代 営業、事務、企画系事務職を希望するなら必要な資格だと思います。